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作楽/松皮染の着物

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となみ織物が制作する帯は、図案に時間と手間を掛けて制作しています。 その図案を使用するのは基本的に帯制作の時のみ。 図案は帯制作のためのモノですが、着物の図案でしても抜群の意匠…
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Collection no,14 

Collection no,14 https://www.youtube.com/watch?v=ie5A_spZud0&t=1092s 全体で14番目のCollection、男物で2枚目の着姿。 ◼︎角帯を汕頭刺繍で/Threads 角帯/夏しぼ 角帯の織組織は『夏しぼ』。 御召緯糸を横糸に通し、広幅で製織後、お湯に浸け幅を縮めることで、帯地表面にしぼをつくる織り方。 『夏』と名前には入っていますが、一年を通じて結ぶことができる帯。 この臙脂流水では、大きな流水柄

作楽松皮染×アリス

着物/作楽松皮染 デザイン名は風姿柄、TKC no,7でも使用。 柄取りが全く異なるため、比較して頂いても面白いと思います。 生地は江戸小紋を使用。近くに寄って見ると、あられの柄が見えてきます。 ◼︎松皮染染色場面 作楽/松皮染 帯の制作においては、まず初めに図案を作成します。この図案は帯専用に制作されたもので、多くの手間とコストが掛かけています。 また、この図案の中には帯の制作だけでなく、着物図案に向くものもあり、この松皮染めシリーズでは、そういった帯図案を着物へ

No,7 風姿(作楽松皮染)×楽園ンゴロンゴロ(貴品)

着物/風姿(作楽松皮染) 生地地紋は菱の中にペルシャ唐草、糸は通常の絹糸と紬糸、タッサーシルクを独自のブレンドで織り込んだハイブリッドタッサー白生地の新作になります。 紹巴織の帯意匠を元に制作しています。 ◼︎松皮染染色場面 帯の制作においては、まず初めに図案を作成します。この図案は帯専用に制作されたもので、多くの手間とコストが掛かけています。 この図案の中には帯の制作だけでなく、着物図案に向くものもあり、この松皮染めシリーズでは、そういった帯図案を着物へアレンジし着

No,6 モンステラ(作楽松皮染)×異文織

着物/作楽松皮染 透け感のある生地に型で染色した着物。 デザインは悠翔織や上品綟の帯、モンステラ柄を着物意匠としています。 ◼︎松皮染染色場面 帯の制作においては、まず初めに図案を作成します。この図案は帯専用に制作されたもので、多くの手間とコストが掛かけています。 この図案の中には帯の制作だけでなく、着物図案に向くものもあり、この松皮染めシリーズでは、そういった帯図案を着物へアレンジし着物を制作しております。特徴として、型制作においては帯づくりのように緻密に彫り込み、

No,5 作楽松皮染×夏しぼ

着物/作楽松皮染  透け感のある生地に型で染色した着物。 デザインは、となみ帯の意匠(二重織)を元に着物として制作しています。 ◼︎松皮染染色場面   作楽/松皮染   帯の制作においては、まず初めに図案を作成します。この図案は帯専用に制作されたもので、多くの手間とコストが掛かけています。 また、この図案の中には帯の制作だけでなく、着物図案に向くものもあり、この松皮染めシリーズでは、そういった帯図案を着物へアレンジし着物を制作しております。特徴として、型制作においては帯