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(詩)琥珀色のうた

遠くに見える東雲があくびしていた
白い吐息は春を告げるファンファーレのよう
スズメもカラスも歌いだす

青や赤 黄 黄緑の
彼者誰時のオーケストラ
月日を抱えた音色が聞こえる

日々の記憶辿って
心の中で混ざりあって
気づいたころには朝ぼらけ

むずむずして出たものは
琥珀色のうた
新たな景色に重なった
御日様が寝ぼけ眼で微笑んでいた

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