【FE科目B対策】基本情報技術者H21春セキュリティの解説
基本情報技術者試験の科目Bは、大きく変わって、セキュリティとアルゴリズムだけになりました。
問題は小問形式になり正直易しくなりましたが、問題は、科目Bの過去問は非公開なこと。
まずは無料公開されている昔の午後問題(現:科目B)で無料で対策を始める方が多いでしょう。
私が勤めているIT専門学校でも、資格対策授業に大きな変化はありません。まずは、午後問題を解いて力を付けます。
どうせ応用情報技術者では午後問題に直面しますから、無駄になりませんからね。
このNoteでは、授業での解説をベースに書きました。書籍の解説とは違って、一緒に読んで解いていきますし、解くためのコツや学ぶべき追加知識も書いています。
「短い解説では良く分からなかった」「正解だけでなく、どう解いていくかが知りたい」方には、特に学習効果が期待できます。
ぜひ少しでも参考にして頂ければ、嬉しいです。
解説 | オーソドックスで文章も短くて良い
問題文に、下線も穴埋めもないですが、1ページ少しで解きに入れるのでまぁ良いですね。
図も表もシンプルなので、大変取組みやすい問題文です。
読み:15ページ | FW2台以外はオーソドックス
図について。
DMZにWebサーバとメールサーバがある普通
社内LANにDBサーバがある普通
FWが2つあるのは珍しい
FWが2段になっているのは、昔は出題されていました。現在の問題ではFWで二股にして、DMZと社内LANにしています。
(実はFWの組み方は3通りぐらいありますが、現在の問題の「FW1台」だけの理解で良いです)
図下の文章。
Webサーバでアプリが動き、DBサーバにアクセスする
メールサーバの宛先や本文は、DBサーバにある
セキュリティ的に大丈夫な構成ですね。
15ページ下段~16ページ表1。
管理PCについて書かれています。
管理PC→Webサーバ:SSH
管理PC→メールサーバ:SSH
管理PC→DBサーバ:SSH
管理PC→メールサーバ:SMTP
管理PC→メールサーバ:POP3
管理PC→Webサーバ:HTTP
管理PC→インターネット:できない
表1はプロトコル。特段変わったものはありません。
プロトコルは、HTTPの80番、SMTPの25番は当然・SSHの22番やPOP3の110番など少しずつ知っておきましょう。>>基本情報技術者で出るプロトコルNote<<
解き:設問1 | 通信を書き出しておこう
「穴埋めa, b」について。
FW-Aは、インターネットとDMZ&社内の通信可否を判断します。
インターネットから、Webサーバへ、メールサーバへのアクセスは許可されています。
ここでは逆視点から考えて、DMZ&社内からインターネットに出したい通信があるか考えてみます。
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