【Iパス/基本/応用情報技術者6問】IPv6は狩られても気にしない
このNoteでは、IPv6は捨て問で良いという話をします。
なぜなら、このNoteで扱う6問しか出題されてないから。平成25年まで調べて、Iパスで1問・基本情報技術者で3問・応用情報技術者で2問だけです。捨てて良いです。
私たちが普段使っている・見たことある「142.251.42.163」はIPv4でのIPアドレス、しかしネットワークに接続するデバイスが増えて、アドレスが足りなくなるからIPv6へ、って趣旨がテキストにありましたね。
勉強する側としては、IPv4でさえ慣れない数字の住所・用語問題に計算問題にと、混乱しているのに!と思うのもその通り。
そこで、IPv6は以下2~3点ぐらいで充分と提案します。
IPv6は128ビット
セキュリティが標準実装されている
(FFFF::FFFFみたいな「:」があるアドレス)
「IPv6勉強しとけばよかったー!」って思うのは、ネットワークスペシャリスト試験から。基本情報技術者も応用情報技術者でも、「IPv6って128ビットでしょ」だけでOKですよ。
なお、このNoteは私が専門学校で教えてきた指導経験と970点合格をした実績に基づいていますので、ちょっとでも信用してくれたら嬉しいです。
ITパスポートから1問
正答はイ。
基本情報技術者から3問
正答はウ。
正答はア。なおこの問題は応用情報技術者(平成20年)から流用されています。
イとウのサブネットマスク、エのプライベートアドレスはIPv4にもあります。
サブネットマスクは、IPアドレス(32ビット)のうちどこでネットワーク部とホスト部の境界とするかを示します。お役所の書類で例えると、32文字のうち左から24文字までが市町村を書いて、残り何文字で建物名・部屋番号を書くか。
正答はエ。
捨てて良いですが、アとウは消して欲しいです。
ア:IPv6のアドレス長は128ビット
ウ:表現できるIPアドレスは、IPv6は「2の128乗個」でIPv4は「2の32乗個」なので全然違うので、1対1対応できるわけありません
イについて、IPv6でもユニキャストアドレス、マルチキャストアドレスなど種類があります。
応用情報技術者から2問
以下の2問しか出ていません。
正答はイ。
正答はイ。
ネットワークスぺストの時には、覚えておきましょう。出た時に大きな失点につながるので。
まとめ | 出て狩られても気にしない
IPv6の出題は稀です。
IPv6は私がITパスポートを勉強し始めた平成21年にはすでに出題されていました。ところが、IPv6の普及は大きく進んでいるとはいえず、今もIPv4が根強く使われて、IPv4の出題の方が多い。
「IPv6が出たら失点してしまうリスク」はあります。アドレスの種類、表記法の問題と遭遇して「あ~勉強しておけばよかった」と思ちゃいますね。
しかし、基本情報や応用情報では気にしなくて大丈夫。狩られても気にしないでください。大きな失点になるのは、ネットワークスペシャリストからです。
とりあえずは、
IPv6のIPアドレスは、128ビット
セキュリティが標準実装されている
あたりだけを知っておけば良いです。
\力試しは修了試験で!4回分の解説です/
p.s. 普段は >> 専門学校とIT就職のブログ << をやってます。
でわでわ(・ω・▼)ノシ