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{ペット}彼らの声を聴こう♪ 動物看護の世界からみたときに感じていたこと

視点その1

言葉を使わないけれど、たくさんの声を発している。病院に通う子たちは、持病がある子・体調が悪くなった子・予防に来る子・薬浴やトリミングにい通う子・お泊りに来る子・などなど、本当にさまざま。

そして、その子たち自身、育つ環境も違うし、本来持つ性格も違う。人と触れ合うことが好きな子もいれば、それが恐怖に感じる子もいる。なんとなく必要だから連れていく。行きたいかどうか?彼らが行くことを決めているかは別になる。(必要だから連れていく。と決めているのは、あくまでも人であるという事。)


ここで。動物病院に居た(居る)ものとしては、浮かんではいけないのだろうな。という思いと考えが常に浮かんでいた。本当にすべてが必要なのかどうか??

小さな処置だけでなく、もちろん飼い主さんでは判断も対応も難しいことも多いけれど。全てが必要かどうか

小さなときからの家族とのかかわりを考えていくと、子育てと同じで、自宅でできることもたくさんある。言葉での会話がないからこそ、迎えた家族(彼ら)に、いかに飼い主さんが安心できる存在で、身を委ねてもいい存在かを理解してもらう接し方やコミュニケーションに注力したかなんですね。ただ、飼う・可愛いではなくて。この先、その子がお星さまになるまでここにきてよかったって。思ってもらえる過ごし方をしていると、愛情を注いでいると、実は、病院に行く頻度は、、、。結構少ない。

飼い主さんとのコミュニケーションの中でカラダチェックしつつ、耳のお掃除をしたり爪を綺麗にしたり実はできる。シャンプーもできる。

(もちろん、病院に慣れておくことや、そこにいるスタッフさんにもなれているという事は、何か事が起きた時には安心ではあるが。頻繁にペットホテルに預けるなども含めて。)

何をいいたいかというと、迎え入れることは、その子を尊重し育てるということに繋がる。

暴れるから家ではできない。ではなくて、なぜ?暴れるのかですし。どんな子も、やっぱり飼い主さんが一番なんです。

仙華は勤務していた頃、シャンプーやトリミング、その他いろいろ触れるときや向き合うときは、びっくりされるくらい彼らに話しかけます。はじめましての時は、彼らにとっては不安でしかないからです。性格上、慣れるまで時間のかかる子もいます。慣れても話続けます。その子の心が安心して、そこにいることを認めてくれるようになることが私にとって最大なことでしたから。

❝心が通う❞とか❝目で会話する❞とか。彼らは、たくさん会話をしてくれています。嫌なことは嫌。怖いことは怖い。興味のあることは、興味あるよって。連れていく準備、たくさんお話してあげてほしいのです。

そして、人の子供とも一緒なのは、彼らがちゃんと聞いているということ。仮に、わかってくれていないような行動に出ても、聞こえてますから。何度も何度も話しかける。その行動は、彼らを包むんです。愛ってもので。

住んでる環境で後天的に起きることや、まだずっと先かもしれない看取りについて飼い始めた時から理解していたこと。も、話していきたいと思います。


うまく文章にできていないかもしれないですが。できることは、知らない人にされるより、彼らにとって家族の方がストレスは少ないということなのです。

明日もきっといい日になる。最後まで読んでくださってありがとうございます。by仙華

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