朧げだった未来 2021.6.13
昨日から愛知県半田市へ自身の講演会へ。
場所は、地元の名家中埜半六家の旧邸宅、明治22年建築とされる旧中埜半六邸。
2階から眺める庭の緑、開け放ったガラス窓から入る風、手入れが行き届いた室内、
しずかで気候も含め本当に心地よく、何よりスタッフのみなさんほがらかで優しくて、
着いた瞬間から気持ちがすーっと落ち着くのがわかった。
その後、記録用に録画するための機材セッティング。
控室で時間を待ち、13時よりまずは前半90分講演。
私自身のこと、センジュ出版の本のこと、文章講座、読書会のこと、
しずけさとユーモアについて。
休憩挟んで後半は、ご参加の方お一人おひとりとの対話。
嬉しいご感想がいくつもシェアされ、この機会を授けてもらえたことを深く深く感謝。
ラストは書籍販売に来てくださった、読書のすすめ小川さんの書籍プレゼンと販売会。
センジュ出版の本もみなさんにずいぶん手渡された。
みなさん、ありがとうございます。
その後、講演会参加者の方の知り合いでもある友人から、この日のことを聞いたと連絡があり、とんとん拍子にその友人主催の講演会が決定。
主催の岩浪房子さんのおかげで、朧げだった未来に輪郭が生まれていく。
翌日の今日は、岩浪さんが手配してくださった会議室で、
第11回読書てらこやハイブリッド版。
会場のみなさんとオンラインでのみなさんと、
2冊の本について対話しながらの3時間。
今回も参加のみなさんの感性が本の世界を色とりどりに広げてくれ、
一冊の本を幾重にも楽しむことができ、ありがたかった。
幸福は、ここにないものを追い求めることじゃなく、
あることを知ること。
持っていると感じること。
その形を思い出すこと。
幸せな週末でした。
岩浪さん、スタッフの方々、ご一緒したみなさん、
そして小川さん。
ありがとうございました。
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