鏡を見たくなったら。2021.5.22

誰かのことばを借りるのでなく、自分のことばで自分を表現する、
自分にとっての心地よさを知る、
自分の等身大を知る。
今、センジュ出版の周りでそうした人が増え続けている。

その人たちは眼差しが光り、
肌はツヤめき、
呼吸は深く、
口調はおだやか。
自分を知っているからこそ、
相手を知ろうとする。
ただよう心地よさのせいもあって、
周囲の人まで自然と優しくなる。
そうした方々のおかげで、わたし自身、このところずっとしずかな気持ちで過ごせている。

鏡を見たくなったら、周りの人の顔を見ればいい。
怒りに震えているなら自分がそうなのだろう。
妬みに溺れているなら自分がそうなのだろう。
穏やかに笑っているなら自分がそうなのだろう。
どの顔も同じように、自分の姿。
そこには善悪もなく、ただそこにある、愛すべき顔。

#今日の一冊
#自分の中に毒を持て
#岡本太郎
#142 /365

#顔