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成澤 秀麗 作 200×287mm
“What Goes Around Must Come Around” by Shurei Narisawa

 廻は「めぐる」と読みます。
 成澤さんは書家で、本当は6月に開催した「剪書」展の時にギャラリーへの出展をお誘いしていました。が、その時に成澤さんは忙しくなり作品を完成させることができなかったので、今回の干支展で出展していただきました。
 カラフルなムラ染めの和紙から、「廻」という文字を切り抜き、黄色い紙を後ろから当てています。この文字のカッコイイこと…!文字と色和紙の組み回せの妙に思わず見入ってしまいました。
 小さい画面ではわかりにくいと思いますが、「廻」の周囲には金色の小さなウサギさんが跳ねています。この文字の周囲を廻っているのでしょう。また違った色合いで描いたらどうなるのか、想像しただけでワクワクします。
 剪画と文字の表現の可能性を感じさせてくれる作品です。

(「干支2023卯+縁起物+クリスマス」出展作品 2022.11.16~12.3 於:剪画アート&スペース http://bit.ly/hc8WTq)

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