「ザ・トラベルナース」、予想のはるか斜め上をいく面白さでした!
前回「相棒Season21」のこと書いたばかりなのに、またテレ朝ドラマ話ですかと思われそうですねー。別にテレ朝の回し者でもなんでもありませんが(笑)、「ザ・トラベルナース」、どんな内容かと思っていたら非常に面白かったもので・・・。
そもそも「トラベルナース」とは何ぞや?
というところからだったわけですが、フリーランスの看護師をそう呼ぶそうで。主演の岡田くん演じるトラベルナース歩は、手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持っているという設定。でも、米国ではそれが実現できても日本では看護師は医療行為はできないので、そこら辺の差が歩にとって今後の大きなジレンマになっていきそうですね。
何といってもこのドラマを面白くしているのは、中井喜一演じる謎のトラベルナース静の存在。
プライド高く横柄な態度の歩とは対照的で、分をわきまえた物腰柔らかな人・・・と思いきや、VIPばかりを好待遇するゴットハンド神崎に対して「手術するんじゃろうのぉ? おんどりゃあ、このまま死んでもええのかのぉ」とドスの利いた声で脅迫するシーンは見事に裏切られました。思わず爆笑。
この人一体何者?
何かといえばナイチンゲールを引き合いに出す天使のような精神の持ち主・・・ではないという裏の顔が既に暴露されたわけでして。
歩に対しても「バカナース」を連呼する有様。この「バカナース」、ある意味決めゼリフになっていくんでしょうけれど、コンプライアンス的には問題ないんですかね(笑)。近頃はドラマを観ていても、そういうことが気になってしまったりします。
とにもかくにも、これからこの二人のコンビが「天乃総合メディカルセンター」をどんな風に改革していくのか非常に楽しみです。
今クールは医療ものが多かったりするわけですが、それぞれ持ち味の違う内容で、なかなかどれも面白く拝見しております。
秋のドラマはなぜか良作が多い気がするのは私だけでしょうか?
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