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最悪を免れた瞬間~神様はいてくれた!~
皆様ご存じの通り、今年大腿骨頸部骨折に加え脊椎圧迫骨折とダブルで骨折した母。大腿骨頸部骨折をした日は、よりによって亡き父の誕生日でした。
実は悲劇はさらに続き、今度は夫が9月に仕事場で転んで肋骨を骨折しました。某専門学校で講師として教壇に立っているのですが、いつもはある教壇の幅がなぜかその日に限って半分くらいしかなくて、踏み外してしまったというわけです。しかも、よりによって自分の誕生日の日に…。
肋骨骨折経験者の方は分かっていらっしゃると思いますが、肋骨骨折は手術をするわけでもなく、痛み止めを飲んで湿布を貼って、バストバンドで固定をして当面安静にするしかないという状況。
とびきり痛みに弱い夫は、ちょっとでも痛みがあると「痛い痛い」と常につぶやいていて…。この「痛い」という言葉は、母と夫によってまるで呪文のように私の耳に残り続けています。
もう「痛い」って言うのは勘弁してくれ~っ!!
まさに呪われた2024年。「次は私の番!?」…と冗談で口にしていたことはありましたが、何事もなく12月に突入。
我が家のマンションは、入口に三段の階段があって、しかもその一段の段差が20cmくらいあるんです。
上るのも「よっこいしょ」だし、下るのもかなり気をつけないといけない感じなんです。重い荷物を持って、疲れて帰ってきたときは特に。
先週の金曜日、マンション向かいの小さなスーパーで買い物をして帰ってきた私。あれこれ考え事をしながら階段を下りていたら、見事にバランスを崩して思いきりコケてしまい、地面に尻もちをついて壁に背中が激突しまして…。正直どういう風にコケたのか、自分でもよく分かりません。
倒れていくほんの一瞬の間に「あっ、こりゃ私までホントに骨折!?」という言葉が頭をよぎりました。実際一瞬なのに、なぜか長く感じられるんですよね。ああいう時間って…。
人に見られるのも恥ずかしいのですぐに起き上がりましたが、左足首のところを少しひねったのか?“ねんざ“のような痛みがありました。
でも冬場でコートがクッションになったこともあり、どうやら骨折はなさそうな模様。手をついたりしていなかったこと、手すりに頭をぶつけなくて済んだことも幸いでした。手首の骨折くらいは十分あり得たと思うので。
家に戻り、玄関のドアを開けたときに「あぁ、神様はいてくれた!」と思わず口に出してしまいました(笑)。これは心からの叫びでした。
左足首は多少痛みは残っているものの“ねんざ“まではいっていないようですし、激突した背中も痛みはなく、尻もちをついたお尻もよくついている“ぜい肉“のおかげでなんともない状況です(笑)。
くそ忙しいこの“ド年末“にもしも私まで骨折していたら、本当に最悪の2024年になっていたと思います。何はともあれ、最悪を免れて本当に良かった…。
今年も残り3週間あまり…。何事もなく、無事に乗り越えていきたいと改めて思う師走の今日です。