7. いつも膝に転び傷

「七転び八起き」どころではない。
(そういう意味で使われる言葉じゃないけどw)
とにかくいつでもどこでも、私は転んでばかりいた。

筋力が弱くなっているのもあって足がうまくあがらない。
足首も左は力なく、右は内反足してるので、足がもつれる。

あっ！コケる！
と思っても咄嗟に自分をかばう身のこなしなんてできっこないので、
いきなりガツン！と膝を打つ。

いつ転んでもいいように、カバンの中にバンドエイドはかかせない。
治っては転んで、治る前に転んで。
私の膝もよく耐えたなーと思う。

経緯は忘れてしまったけど、
右足首の内反足(先天性ではなく後天性、原因は不明)が治るなら、
手術をして治したほうがいいのでは？　と主治医に相談したんだと思う。
少しは歩きやすくなるだろうし、靴だってフツーに普通のが履きたい。
そんな希望をもって。

そして、アキレス腱を伸ばす手術をした。
(したはずだけど、記憶は飛んでしまってる)

「内反足 アキレス腱 手術」でネット検索してみたら、
「アキレス腱延長を含めた後方解離術という簡単な手術」
という記述があったので、内反足の一般的な初期の術式なんだと思う。

術式展開!!　...は鬼滅の猗窩座のほうだっけ？
(Dr.に少しでも特殊能力があればよかったんだけどお医者様は神様じゃないからね)

結果。
まったく意味がなかった。

カタチも歩き方も、なんにも変わらなかった。
私の場合は内側へ内側へ、筋肉が収縮するようなチカラが強すぎるのかもしれない。

七転び八起き人生はまだまだつづく。

転んでもタダでは起きないぞー！
なぁんて前向きな私になれるのは、ずっとずっと先のコト。