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栗山監督でなければ成立しなかったWBCでの世界一奪還~侍ジャパン、感動をありがとう!~

WBC盛り上がりましたねー。

何を隠そう私自身も仕事の合間にスマホでテキスト速報をこっそり見ながら常に試合の状況をチェックしていました(笑)。

父が熱狂的な巨人ファン(=野球ファン)だったので、子供の頃から晩御飯を食べる時は野球の試合をテレビで観ながら・・・が当たり前の日常でした。なので小学生の頃には既にごくごく自然に野球のルールは頭に入り、「あれ?今の球ストライクじゃないの?」などと、審判の判定にぶつぶつ文句を言ったりしながら、父と一緒にそれなりに楽しんで観ていたものでした。

夫は箱根駅伝以外のスポーツには全く関心を示さなかったので、結婚してからは野球を観るという習慣はすっかりなくなりました。でも、もともと野球観戦は大好きだし、WBCは1回目からずっと”にわかではない”ファンとして日本を応援し続けてきました。

大谷選手にダルビッシュ選手も参加してくれるということで、今回は世界一奪還はもちろんのこと、野球ファンなら絶対見逃せない大会になると確信していました。まさに史上最強侍ジャパン!

できることなら生で観たかったなー。
グッズも買いたかったなー。

1次ラウンドからかなりハラハラする展開で、大人気になったヌートバー選手のファインプレイに助けられたところがすごく大きかったと個人的には感じていました。点差は結果的には広がったけれど、途中までかなり焦れた試合や、短期決戦ならではの一本で流れが変わるという醍醐味を味わうこともできました。

どの試合も本当に胸が躍るというか、ワクワクさせられました。日本チームの雰囲気も最高でしたね。チームワークの良さも今回日本の強みでもありました。ダルビッシュ選手が合宿初日から参加してくれたというのも大きな要因でしたよね。若い選手が多いのでチームの柱として予想以上の働きをしてくれたと思うし、栗山監督も相当助けられたと思います。

でも、今回のWBCの優勝は栗山監督あってこそ!だとしみじみ思います。栗山監督だからこそ大谷選手もダルビッシュ選手も参加を決めてくれたことは間違いないわけで、栗山監督の人柄に因るところが大きかったと。もちろん、世界一奪還の重圧たるや想像するだけで胃潰瘍になりそうな感じですが、その目標に向かって邁進している時間は人生における宝物ですからね。

帰国してからの記者会見やインタビュー番組での栗山監督のコメント一つ一つが感慨深いものでした。大谷選手と栗山監督の関係性も、第三者が立ち入ることができない二人だけの世界があるんだなーとうらやましく感じました。

決勝での1イニングだけのピッチングについても、栗山監督からは最後まで(監督いわく大谷選手は「あまのじゃく系だから」)「投げて欲しい」とは言わずにいて、大谷選手の方から「投げてもいいですよ」アピールを醸し出していたというのが何とも微笑ましかったです(笑)。二人の『あ・うんの呼吸』と『暗黙の空気感』の中に入れてもらってじっくり眺めてみたい(笑)!

村上選手についても最後まで彼を信じ抜いて、あえて苦悩させる道を選んだ愛情深い親心のようなものを感じました。今回の大会以上に苦しむことはもうないのでは?というようなことを栗山監督が言ってましたが、今回の経験がさらに村上選手をワンランク上に押し上げた気もするし、3年後今度こそ誰にも文句を言わせない『真の4番』として大活躍してくれるであろう期待に今から胸膨らみます。

そして・・・栗山監督がダルビッシュ選手に謝罪をしたという話。合宿の時からチームメートをまとめる役割をも背負わせてしまい、色んな気遣いをさせてしまったと。だからダルビッシュ選手が今回ピッチングの調子があまり良くなかったのは、そういうもろもろの負担のせいもあったということだと思います。でも、ダルビッシュ選手は自ら望んでその役割を全うしてくれたわけだし、世界一奪還の目標を達成できた上に『自分⇒大谷』の夢のリレーも実現できて大満足のWBCになったはずです。イチローのコメントも最高に嬉しかったと!

これで自分は監督を退任すると明言している栗山監督ですが、少し休んでまた復帰して欲しいと願っている野球ファンは沢山いると思うし、ぜひ3年後再び栗山ジャパン!を観たいと思っています。

WBCフィーバーが終わってしまい何となく寂しさも感じていますが、選手たちは既に新たなシーズンの戦いに向けて始動しているし、野球というスポーツの素晴らしさを改めて感じさせてくれた侍ジャパン、本当にありがとうございました!おめでとうございます!










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