ドラマ『西園寺さんは家事をしない』は、松本若菜の魅力全開です!!
松本若菜主演のドラマ『西園寺さんは家事をしない』。始まるのをとても楽しみにしていましたが、期待通りの素敵な作品に仕上がっていました。
松本若菜、この役にぴったりですね!GP帯初主演とは感慨深いものがあります。ちょい役時代でも「この美しい人は誰なんだろう?」といろんなドラマで見かけては、その存在がずっと気になっていました。
着実にステップ・アップしてきた松本さん。今やどんな役どころも的確に演じることのできる、すっかり引っ張りだこの俳優になられましたよね。
下積み生活があったからこそ培われたであろう、その確かな演技力。これから年齢を重ねていって、さらにそれが磨かれていくんでしょうね!
それにしても、どこの角度から見ても相変わらず美しい!(笑)惚れ惚れします。こんな顔に生まれたかった…。
仕事大好き西園寺さん。いかにもキャリア・ウーマン。明るくポジティブで仕事もできて、誰からも憧れられる完璧人間。
なのに家事が大嫌い!大ヒットの”家事アプリ”を生み出したのにもかかわらず家事が嫌いという、そのギャップがまたいいですよね(笑)。
38歳独身。マイホームにワンちゃんに、夢の”家事ゼロ生活”を満喫していた西園寺さん。実は”シルバニアファミリーオタク”ということも判明(笑)。なんだか微笑ましかったです。
そんな西園寺さんが出会ったのが、年下イケメンエンジニア、松村北斗演じる楠見俊直。天才肌で無愛想で変わり者。実は4歳の娘・ルカを育てるアメリカ帰りのシングル・ファーザー。
マンション火災で家を失い、成り行きで西園寺さんのマイホームの賃貸スペースに泊まることになった楠見親子。
西園寺さんが家事嫌いになったのは、一年中家族のために家事をやってくれていた母親がある日突然家を出て行ってしまったという苦い経験があるから…。
お母さん、本当は家事をやりたくなかったんだ…と、そう西園寺さんが考えるようになっても仕方がないことですよね。
方や楠見は、家事を楽しく完璧にこなしていた妻を一年前に亡くしていて、自分一人でルカをしっかり育てていかなければと仕事に家事に孤軍奮闘していました。
こんな風に思いの丈をぶつけ合ってしまった二人でしたが、ルカを連れて出て行こうとする楠見に、西園寺さんは最後にBBQをやろうと提案します。
お互いに意地を張っていたことを謝り、それぞれついムキになってしまった理由の身の上話を語り合いました。
そこへやって来たルカが、ナスを切ろうとする楠見に「ママは切らないの」と。なぜママはナスを切らなかったのかと聞くと「楽しいからだって。コロコロ焼くのも、ジュワッてやるのも、楽しいからだって」
その言葉を聞いて、抑えていた気持ちが溢れだして思わず号泣する楠見。妻は家事を楽しんでやっていたことを思い出し、義務のようにルカのために家事をやってきた自分を反省しての涙でした。「パパは、ダメだなぁ…」
そんなギリギリの楠見の姿を見て、姉御肌で面倒見のいい西園寺さんは楠見に救いの手を差しのべました。
「やりたくないことをやらなくていいようにすることが私のやりたいこと」西園寺さん、ことあるごとにこの早口言葉のようなセリフを言っているので(笑)、これが西園寺さんのポリシーなんでしょう。
ホームページのこの言葉通り、3人がどんな風にこれから距離を縮めていくのか?もしかしたら、本当の「家族」になってしまうのか!?
いろいろ妄想が膨らみます。他のキャストたちも絡んできて、一筋縄ではいかない展開だと勝手に予想していますが、さてどうなっていくんでしょう?
今クールも観たいドラマだらけで、またまた夏の夜の睡眠時間が削られていきそうです(笑)。