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5人の法則「周囲の人間の平均が自分になる」
“You are the average of the five people you spend the most time with.”
あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる―――アメリカの起業家であるJim Rohn氏の言葉です。
Jim Rohn氏は、「5人の法則」は話し方や言葉使い、しぐさ、時間感覚、趣味、思考、年収とあらゆる面で周りの人の影響が自分自身に及ぶというんですね。
挑戦が大好きでなんだかいつもワクワクしている人といっしょにいると、自分も勢いづいて何かにチャレンジしたくなります。
逆に、ネガティブなことや愚痴、文句ばかり言う人といっしょにいると、うつむいてばかりの毎日を過ごすことになります。
だから、この5人の法則は正しいのではないかとわたしは思っています。
いつかのTEDで5人ではなく3人だと聞いたことがあるわたしは、まず自分の周りの『3人』を意識していて、この人はおもしろい!この人、好きだ!と思う人のことをたくさん考えて(←!?)毎日を過ごしています。何か悩んだときは(あの人だったらどうするだろう)と考えたり。
逆に、この人は……と思う人からは、スーーーっと離れています。「みんなと分け隔てなく仲良しこよし」が大事だと信じ切っていた(そう洗脳されていた)子どもの頃はダメなことだと思ってできませんでしたが、今は普通に、付き合う人を選んでいます。
Jim Rohn氏は“最も一緒に過ごす時間の長い”人としていますが、わたしはそこは「自分が意識している」人で良いのではないかと考えています。本の中の人でも多分いいんです。実際、今のわたしが意識している『3人』の内の1人は「岡本太郎」です。もちろん直接会ったことはありませんが、人生の分岐点に立ったとき、心の中の太郎に何度アドバイスをもらったか分かりません。暗記するほどに読み込んでいる「自分の中に毒をもて」は人生のバイブルです。太郎は、わたしの『3人』の内の1枠の永久会員(?)です。
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残りの2人は、時と場合により変動しています。わたしの場合、変動というか追加という表現の方が合っているかもしれません。
1人の方は、いきもの博士Mさん。この人がいなかったら、わたしは自分が住む地域の魅力や価値に今ほど魅了されることもなかったと思います。いきもの全般の知識に明るく、カメラマンとしても魅力的、いきもの愛が誰よりも強いその人は、わたしみたいなビギナーにも、いつも根気強く、とてもていねいにやさしく自然の案内をしてくださいます。わたしは近い将来中南米のジャングルで働く予定ですが、目指しているのはMさんのような自然案内人兼野生生物専門写真家です。わたしが知っている人の中で一番地球にやさしい人間はMさんだと思います。
もう1人は、旅人です。ネパールの田舎で、大雨の日に偶然同じマルティコリという名のゾウに乗ることになったのが縁となり、翌日はいっしょにサドゥー(ヒンドゥー教の行者)探しに行きました。人生の中で合計24時間も同じ空気を吸っていません。長い人生で考えたら本当に一瞬の交差点ですれ違っただけの人ですが、少年のように輝く彼の目と、地球全体に向けられた猛烈な好奇心が忘れられません。いつかまたいっしょにゾウに乗って、話をするのが夢です。
わたしの『3人』は全員、雲の上の存在の人ばかりですが、毎日を積み重ねながらじわじわゆっくり憧れの彼らに近づけたらなと思います。
そんな『3人』に少しでも近づくべく、わたしは明日も、カメラ撮影の練習、料理、縄跳び、森の冒険と世界の勉強を楽しみたいと思います。
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さて、無事に出前授業のパワーポイントも完成しました。
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最後は「地球にやさしいヒトになるための3つのチカラ」を伝えて終わります。現職最後の締めくくり、がんばってきます!