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介護施設でチームが機能しない理由

おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。

今日は「チーム」についてお話します。先日の大学院における講義で、チームの定義、そして機能について学びました。

私の中で、組織とは2人以上の人が、目的達成のために役割をもって集まればそれは有償だろうが無償だろうが組織であると考えています。

そこに「ではチームとは?」と言われれば、確かに難しいなと感じました。

チームは作るものであって、組織は存在を意味するという言葉は、本当にしっくりきました。正直、何冊も本を読んできましたが、まだまだ新しい発見があるということに脱帽です。

知識と知恵の習得に限界はありませんね。

チームには2つの種類があります。

1.プロジェクト型
2.組織型

これは数あるチームの定義から、私個人の意見としてこのように言い換えたほうが分かりやすいと思い、記載しています。

プロジェクト型

プロジェクト型には期間が定められており、ある一つの目的を達成するために集められた2人以上の集団です。プロジェクトが完了すれば、解散する一時的で期間限定のチームです。このチームはミッション達成への意識が高く、活発であると考えています。

組織型

組織型は、同じように目的達成のために集められてはいますが、実は目的達成までの道のりが長く、継続的、持続的にコツコツと業務を進めるチームです。期間が定められていなかったり、定められていても、ミッション達成への意識が低くなりがちです。

介護施設において、どうしてチームが結成されにくく、結成されても徐々に消滅してしまうのでしょうか。

それは、チームにとってのゴールが明確でなく、かつ24時間365日稼働する中で、切れ目がなく期間も区切りにくいので、陳腐化されてしまうからです。

もし、介護施設でチームを結成するならば、やはり組織型ではなくプロジェクト型をお勧めします。

人は、期限やゴールが定められていないと、行動に移さないのです。

ですから、目標や期限といったものは、日常生活や仕事の中でも重要なのですね。

また、チームには、4つの時期があります。

①形成期
②混乱期
③統一期
④機能期

①形成期には、チームメンバーが集まり、それぞれの役割や目標を認識します。

②混乱期には、チームメンバー同士の認識の違いや行動により対立や反発が起きます。

③統一期には、チームとして役割やルールが認識されます。

④機能期には、チームとして役割を実行し、機能します。

私も多く経験していますが、経営コンサルタントが組織の中に入ると必ず現場に混乱が生じます。

混乱しないように、どれだけ事前に準備しても、やはりコンサルタントに対する免疫力が低いので、多少仕方ないかとおもっていますが・・・・

ぜひ皆さんにも、コンサルタントをチームとして迎えてほしいですね。


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