見出し画像

大学講義を受けて「ボランティアとマネジメント」

おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルタント SELPFULJAPAN合同会社の塚本でございます。

本日は、昨日の大学院の授業内容に出てきた「被災地とボランティア、そしてマネジメント力」についてお話しいたします。

実は、最後はマネジメントではなく「ソーシャルワーク」なのですが、私の経営コンサルタントという立場上、ソーシャルワークという実支援ではなく、マネジメントのほうが関連性が高いので、変更しています。

これまで、新潟中越沖地震、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大地震など、数々の地震災害が起きている地震大国日本ですが、海外と比較するとボランティアに参加する人数や団体が年々増えているといいます。

この災害ボランティアとして活動する人たちが多いのは、日本の文化だそうですね。

ただ、このボランティアとして役に立ちたいという気持ちと、災害にあった現地の人々との間には、意外と溝があったようです。

一つには、仮設住宅的なサロンにおいて、レクリエーションボランティアの人たちが、何かイベントを開き、そこには食べ物や飲み物がたくさん出てきます。

しかし、そこでおなか一杯になった子供たちは、家に帰ってたら何も食べれないそうです。

また、ボランティアからの寄付で、ゴミ同然だった洋服や、植物プラントなどを配布することで、現地の方が処分に困ってしまうケース、植物なんかは手入れが大変だけど、せっかくもらったから・・・

こういった”ありがた迷惑事例”がたくさんあるようです。

ここで、重要なのが災害ボランティアセンターなどの中核拠点の運用ではないでしょうか。

私はボランティアに参加したことがないので想像になってしまいますが、ボランティアの参加人数が多すぎると、現地では管理できなくなり、一時的にストップすることもあるそうです。

先日の講義では、実際に東日本大震災で社会福祉協議会の一員として、災害ボランティアセンターを効率よく稼働させようと奮闘した結果、うまくマネジメントができずに、大きな反発を受けたという話を聞きました。

ボランティアセンターで言うマネジメントは、被災現地の詳細な状況把握から、不足している物資、人的リソースに対して、どのように参加者をマッチングさせるかというのが、非常に重要だそうです。

ボランティアセンターも、言ってみればひとつの組織ですから、それぞれが役割を担う必要があります。ただし、それは有志で集まった人々であり、そこには金銭のやり取りはありませんから、一般の組織運営とは大きく異なるようですね。

先日の講義は、とても貴重なお話でした。
私はソーシャルワーカーとして、働くわけではありませんが、もし自分だったら?というのを常に考えています。

日本の良いところを、生かすも殺すもマネジメント次第ですかね。


【クライアント例】
#病院経営 #総合診療クリニック #訪問診療クリニック
#有料老人ホーム #サービス付高齢者向け住宅 #特別養護老人ホーム #デイサービス
#訪問看護ステーション #訪問医療マッサージ #訪問介護ステーション
#障害者グループホーム #就労継続支援B型 #就労継続支援A型事業所
#歯科医院経営
#クリニック経営

アドバイザー支援/月額11,000円~
1.営業の右腕(営業支援)
2.人事の左腕(人材支援)
3.組織の知恵(組織強化支援)

ご相談はこちら↓
selpfuljapan@tmotoshien.com
070-1527-2565

いいなと思ったら応援しよう!