虐待サバイバーの認知の歪みは生存戦略でもあるよ。大事なものだから手離せない。
こんにちは。虐待サバイバーのめいです。
職業はパーソナルトレーナー、職歴は20年ほどになります。
虐待サバイバーの方とセルフヘルププログラムのセッションをしていると
認知の歪みの解除作業は進捗を左右する重要なパートなんだなと感じます。
認知の歪みがあると、
その人らしくない考え方や選択をしてしまう、
生きづらくなる、
喜びや充実感や幸福を感じられなくなる、
メンタルヘルスに悪影響を及ぼす等の害があります💀🏥
歪みは時間の経過と共に強化されるため、出来るだけ早く発見して考え方を健全化することが望ましいです。
ちなみに、認知の歪み自体は虐待サバイバーだけでなく誰にでも起きます!
案外自分では気付かないので、
メンタルヘルスの定期健診を受けて認知の歪み度合いをモニタリング&調整してもらうのがおススメです~!!!
児童虐待サバイバーの場合、
虐待という異常な状態に適応するために生存戦略として認知の歪みを獲得してきた側面があり、
どんなに不健全に歪んでいたとしても、その人にとっては「慣れ親しんだ(勝ち)パターン」だったりします💪
それゆえに認知の歪みに気づいた後、自分の考え方のオカシサを理解できていても、思考パターンを変えることには強い抵抗を感じるものです。
健全な認知を持っている人からすると
認知の歪みを自覚したならさっさと治せばいいのに、と感じるかもですが
当事者にとっては中々手離せない
「たいせつなもの」なんだな、と尊重して戴けるとありがたいな~と思います。
この抵抗感は認知の歪みを外すブレーキになる一方で
・強い抵抗があるかどうかでその人の認知の歪んでいるところを探る探知機📡
・強い抵抗が消失している事で思考パターンが健全化されたと確認できる試金石💎
としても使えます。
はじめて認知の歪みに気付いた時は抵抗感にビックリすると思いますが、便利使いできるモノでもあるので、怖がらなくて大丈夫ですよ😊⭕
一連の認知の歪みを解除していく作業はご本人主体で進めていくもの、
自分の心がどう動いているか内観していくことが重要になります。
この作業を通して、よりご自分のことに興味をもってもらえたら嬉しいです😊🙏🌟