無人でキャッシュレスな書店の自己紹介です!
ごあいさつ
皆さま、お初にお目にかかります。
マザーレイク琵琶湖のほとり、公園と融合した商業施設『ブランチ大津京』にある小さな本屋、SELFBOOKS でございます。
このような立派な施設の中にそっと佇んでいるSELFBOOKSは、無人&キャッシュレス書店なのです。
2019年11月、ブランチ大津京のオープンと共に開店いたしました。
無人書店という仕様なので、常にドアは閉まっています。
スマホから取得したID番号をスマートロックへ打ち込むと、ご入店いただけます。
京都や大阪の古書店と連携して、書籍が棚に並んでいます。
以前は貸し棚を行っていたのですが、いまはサービス休止になっております。(貸し棚サービスの復活は目論んでいます)
商品をお求めになる際は、セルフレジでのご購入となります。
クレジットカードや交通系ICカードなどが使えます。
現金でのお支払いはできません 🙇
併せて2020年から2022年の間に全5回、隣接する公園で『本の市』というイベントを開催していました。
……こんな具合にSELFBOOKSは歩んでおりました。
SELFBOOKSの現状……苦しんでいます
SELFBOOKSには姉妹店があります。
2018年に開業した奈良の『ふうせんかずら』です。
こちらもSELFBOOKS同様に無人&キャッシュレス書店です。
異なるのは、シェア型書店として50人を超える出店者さんがおられることです。
そして賑わっています。
シェアキッチンが併設され、本を買えば無料でコーヒーを飲めるサービスもあります。
週末になると、出店者さんが交代で店番(強制ではない)をされるので、結果多くの人が足を運んでくださっています。
トークイベントやギャラリーも開催され、ワイワイと盛り上がるわけです。
そんなふうせんかずらに比べ、SELFBOOKSは非常に苦戦しています。
ショッピングセンターへ来られたファミリー層が、どんどん入店されるものだと高をくくっていたのです。
なので、開店以来ひたすら無人&キャッシュレス書店として突っ走るだけの無策でした。
SELFBOOKSのこれから……本に囲まれて人が繋がる場
省人化を目的とした無人店舗というスタイルは、いまや物珍しさが薄れ、コロナ終焉で求められる人の温もりに欠ける印象があります。
いまのやり方では、SELFBOOKSに浮上の可能性はありません。
そこで今春、SELFBOOKSの存在価値を一新することにしました。
本に囲まれて人が繋がる、飛び切りな時間と空間を創り出します。
このnoteでは、そんなSELFBOOKSの取り組みを発信していきます。
ぜひ皆さま、ご贔屓に!