【夏に観たい夏休みっぽい映画紹介】ぼくらの七日間戦争
今週の「夏に観たい夏休みっぽい映画」は、「ぼくらの七日間戦争」です。アニメの方ではありません、実写の方ですよ。いやーこれは「夏休みっぽい映画」企画をはじめたときから、絶対紹介したいと思っていたんですよね。
ストーリーとしては、「校則、校則でがんじがらめにしている学校の方針、また自分たちのやることに全く理解を示してくれず勉強ばかりを押し付ける親に嫌気が差した数人の少年少女たちが、廃工場に立てこもって大人たちに反旗を翻す」というもの。
これだけ聞くとまぁ、「厨二病をこじらせて滅茶苦茶やっちゃった子供たちの物語」といったようにも見えてしまうかもしれませんが、これは大人目線ではなく“子供目線で見る”とまた違った見え方になってきます。
僕はこれをちょうど中学の頃に友達の家で見たのですが(TVで地上波放送されたやつを録画したのを友達が持っていた)、登場人物たちの年齢が自分たちと同じだったこともあってか、とても楽しめたのを覚えています。
(※厳しい校則に対して反抗するということよりも、子供たちだけで食べ物ななんかを持ち込んで生活している、いわゆる“秘密基地感”とかそういうのを楽しんだように思います)
この「ぼくらの七日間戦争」の映画としては、実写の「2」とアニメ映画もあるのですが、どちらもちょっと微妙に感じるので、僕のおすすめとしてはやはり宮沢りえの出る「1」ですね(いや、別に宮沢りえ出てること自体は個人的にはあまり関係ないのだが……)。
もともとは小説なのですが、この「七日間戦争」より後の作品では、大人たちに立ち向かうというよりは何らかの事件に対して立ち向かうという少年たち、という感じになっているので好みが分かれるところです。ただこれはこれで面白いので、興味がわいたら読んでみても良いかもしれません。
現在(2022年7月)でこちらを配信されている動画配信サービスは、「U-NEXT」と「Hulu」のみ。それ以外では月額料金とは別の「1本いくら」を払うレンタル方式となっています。視聴される場合は、ご自身のサブスク契約状況などから判断されるのが良いかと。