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トレーニングは何もやりたくないことをやらなくても良いんです《販売力向上講座note》

*こちらは無料記事です
こんにちは。接客販売トレーニング&コンサルティング事務所 kocori(ここり)代表の坂本りゅういちです。今回の記事はこんな内容です ↓


■日常にトレーニングを持ち込めるか

仕事中、能力を上げるためにOJTなどのトレーニングをするというのは、向上心のある人なら当たり前のようにやっています。

しかし、たまにトレーニングを1、2回やったくらいで能力が上がるかというと、そうではありませんよね。さらに一歩先へ進むために、より自分を高いレベルへ引き上げるためには、たまにやるトレーニングだけでは足りません。

トップアスリートが日々鍛錬を欠かさないのと同じで、できることなら毎日のように能力を上げるためのトレーニングができるのが理想です。

だからこそ、まずは日常の中にトレーニングをする機会を持ち込むことをお勧めします。

普段の生活の中で、トレーニングができるような方法を持っているのといないのとでは、半年後・1年後のレベルの差はまったく違うものになるからです。

こう書くと「普段の生活でトレーニングなんて面倒くさい」と思われるかもしれません。

でも、もしそう思うのであれば、楽しみながらできるトレーニング法を自分で考え出せばいいのです。

たとえば、アパレルショップの販売員だとしたら、洋服が好きだという人は多いでしょう。

そしてお客様にコーディネートを紹介するのが楽しいという人もいます。

そういう人であれば、普段道を歩きながらすれ違う人のコーディネートを頭の中で考えることもトレーニングになります。

ボーッと意味もなくスマホを見ながら歩くのではなく、前から歩いてくる知らない人のコーディネートに関して自分だったらどんな提案をするかを考えてみる。

「あの人は太いパンツを履いているけど、自分ならあのシャツに細身のパンツを合わせるな」とか、何でもいいのです。

それが通勤中や休みの日に出かけた際にでも、一日5人分考えられたら、5人分のコーディネートを提案するトレーニングができたことになります。

1ヶ月経てば、150人分。
1年やり続ければ、1,825人分です。

日々の繰り返しを続けることで、ほんの1ヶ月でもものすごい数の鍛錬ができるわけです。

もし外出をしないという時があっても、テレビに出てくる芸能人のコーディネートを考えるでも同じことはできますよね。

日常にトレーニングを持ち込むことは、別に難しいことでも何でもありません。

POPを作る役割がある人なら、買い物に寄ったお店や街中を歩いて見つけたお店のPOPを観察したり、問題なければ写真に撮るでもいいでしょう。

営業をしている人なら、一日一本お笑い芸人の動画を見たりして、どんなタイミングで何を言っているのかを学んでみるのもいいかもしれません。

広告デザインを考える人なら、電車の吊り広告を見ながら、自分だったらどんな広告にするか考えるだけでもトレーニングになります。

自分の能力アップのために有益になることを考えて、自分がストレスを感じないようなやり方で楽しみながらやってしまえばいいのです。

それを何のためにやっているかということさえブレなければ、たとえ楽しみながらやったとしても、能力アップには役立ちます。

そうしてトレーニングをすることが習慣化できたら、今度はさらに負荷を上げていってより難度の高いことをやっていけば、どんどんレベルは上がっていきます。

まずはとにかく楽しみながらでいいので、日常の中でもトレーニングをする方法を探してみてください。

それが習慣化できるようになると、たった数ヶ月でも何もやれていない人との差は大きく開きます。

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