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いつかの8月 瀬戸内旅[広島]
私の知り合いのお母様は、空襲の中、ひとり裸足で必死で逃げて逃げて、大きな橋の途中でばっと後ろを振り返った時に目に映った、燃え盛る真っ赤な街や橋下の水面の状況が忘れられなかったそうです。
この時期の慰霊の花火の音を聞くときに、日々の生活の中でその橋を渡るときに、その話をふと思い出す事があります。
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8月の広島を訪れました。
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駐車場からほんの少しだけ歩くと、もう目の前に原爆ドームがありました。
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街にある、形ある過去の、今の記憶。衝撃でした。
中学生の頃、修学旅行で確かにここに来たはずなんです。でも、感じ方が全然違う。
ショックに近かったです。
川が流れて、人が歩く。
戦争の語り部。いつかの折り鶴。ドームを正面から、上から見て良いのかと自分に問う心。笑いながら歩いて行く海外からの訪問者。
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受け止めなくてはいけないこと。
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いつものように言葉が足りない私ですが、今の暮らしを過ごせるありがたさを心に留めて、何かに貢献していきたいと思いました。
何かに貢献というのは、それはそうだね、それは違うだろう、という感覚を常に持っている事です。
原爆ドームを見て、絞り出せる気持ちはそれぐらいです。うまく言えないのです。ごめんなさい。
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歩きながら頭をよぎるのは、やんさんのnote。
同じところに行ってみます。
おりづるタワー(HIROSHIMA ORIZURU TOWER)
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色々と考えながらも帰ります。
すべり台「くるくるくーる」で。
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スカートをたくしあげ、股の間にはさみ、肘当てをつけて、滑る私。女1人。
おおおと叫びながら滑り下りて行く私は、傍目にさぞ奇異だったことでしょう。
結構ね、スピードが出るんですよ。
こんなおしゃれには滑れない。
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まあ、ちゃっかり食べているんですけどね。苦笑。
美味しくしっかりいただきました。ご馳走様です
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広島は、また訪問したいと思います。
厳島神社、呉。もみじ饅頭、牡蠣。。
そのうち必ず。ありがとうございました。