工藤強勝さん著書「デザイン解体新書」読ませていただきます
この本は大学時代にポートフォリオ(作品集)を作るために買ったと記憶しており、ノウハウ本のイメージがあります。
少し難しそうな本ですが、何にしてもデザインに関する本をとりあえず年内に100冊読むと決めてしまった以上は読んでいきます。
経験に裏打ちされたリアルなデザインルール
デザインが手作業で行われていた頃、アートディレクターを中心にしたチームの中で、アートディレクターは自分の経験をチーフデザイナーに伝え、チーフデザイナーはデザイナーに伝える。
そうしてデザインは継承されてきました。
しかし、DTP(書籍、新聞などの編集に際して行う割付などの作業をPC上で行い、プリントすること)が普及した今、デザインはマシンとソフトがあればできるようになりました。
ですが、果たして自分がしている作業が正しいのか正しくないのか、これで良いのか悪いのかわからないままデザインしていないだろうか?
ソフトは高機能になり、知識がなくても綺麗な組版(レイアウト)ができるようになったが、デザインの知識があってアプリケーションを使うのと、わかったつもりで使うのではデザインをする意味が大きく変わってしまいます。
それ以前にあるデザインのルールや経験が非常に重要なのにもかかわらず、基準もルールもわからないままデザインをしてしまうのです。
僕も「デザインが好き」「デザインに関わる仕事をしたい」と思いながらもまたは、それに携わりながらも、「デザイン」に対して無知すぎると感じたことがこの本を読もうと思ったきっかけです。
毎日、投稿しているブログの記事のレイアウトや書体はどうか?
現在開発中のアプリケーションの文字やレイアウトはどうか?
この本を数ページ読み、まず気づくことは知らない言葉が多いということ。
デザインに対するボキャブラリーの少なさ、本をこれから作る訳ではないので主旨は少しずれるでしょうが読みやすい文章を作るという意味では資料作りをする際には活かせると考えています。