誌面による写真のレイアウト
写真のレイアウト(配置)においても基本とタブーがあります。
基本的には写真は「ジグザグ」に置いていくことでバランスが良くなるとされています。
(ジグザグというのは写真と文章組み合わせのことです。)
これらの文字や写真のバランスは「ゲシュタルト心理学」に基づく解説がされることが多いそうです。
また、写真配置のタブーとしては4つ紹介します。
1.エントツ
段の中央に写真を置いてしまうと文章の流れが遮られてしまいます。
2.極端な食い込み
写真を大きくしすぎて1行の文字数が極端に少ないと読みづらい文章になります。
3.微妙なズレ
サイズ、位置が微妙にズレているとがたついた印象を受けてしまいます。
4.段の中央に配置
1段でも中央に写真を置くと視線の誘導が弱くなります。
また、中見出しが行末に来るのも流れが悪くなるので、本文を入れると良いです。
このように、簡単なことですが実際に知識として得た後と、感覚でしか判断していなかった時とでは実際に本を読む時などのレイアウトにも目がいくようになりました。
普段のデザインに対するアンテナの感度を少しずつが上げていくことでセンスが磨かれていくように思います。