経営者になるためのノートを読ませていただきます
友人がお勧めしてくれた「経営者になるためのノート」を購入しました。
ユニクロの社長、柳生正さんの著書「経営者になるためのノート」門外不出なのに出回ってしまっているあたり、読んでも良いのか疑ってしまうが折角なので読ませて頂きます。
僕が経営者として仕事をするのはまだ先の話になりそうですが、常日頃そうであったとしたらと想像しています。
この本から何を得て、自身にどのような変化をもたらすのか?
少しワクワクします。
経営者とは
「経営者とは」一言で言えば「成果をあげる人」です。
これが柳生さんの経営者の定義だそうです。
「成果」=「約束したこと」これを、顧客、社会、株式市場、従業員に対して「こうします」と宣言した約束を実行し実現することです。
こうして、「成果」を上げ続けることではじめて、顧客、社会、株式市場、従業員から「信頼」されて会社は存続し続けることができます。
「約束する成果」とは何か。それを考える上で1番大切なことは、社会における自分たちの存在意義、つまり「使命」を考えることです。
ファーストリテイリングは、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というステートメントに集約された「使命感」を持っています。
この使命感にゴールはなく、永久に到達することはありませんが、それを目指し追いかけることこそ、正しい会社の姿です。
「約束する成果」を達成するたびに「使命」の実現に一歩近づくものでなければなりません。
つまり、会社の使命と成果が結びついていること。
それが経営の原則です。
僕はまだこの本を10数ページしか読んでいませんが、少ない文字でとんでもなく意味が込められている本であると感じました。
これまで、経営者とはどういう者なのか?会社とは何か?ということを考え続け、薄々感じていたことを文章で明確に教えてくれている。
まるで、自分の頭の中にあるバラバラに置かれたパズルのピースを一つずつ丁寧に当てはめてもらっているかのようです。
僕は経営者として、ということを考えたときに「人格的成長をし、自身を変えて自立すること」を目標にしてきました。
そのプロセスとして自分の使命とは何か?
自分のすべきことは何かを考え目標を設定し、達成するために日々努力しています。
僕はまだ「私的成功」の段階ですが、これもまた同じことなのだと少し自信を持てました。