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自由律俳句集刊行記念期間限定日記

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句集刊行記念の期間限定日記です。
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2024年4月の記事一覧

2024.04.28『様々なセンス』

自由律俳句を見て何も思わなかったら自由律俳句に対して「無」の感情であるわけであるから自由律俳句のセンスもなにも関係ない。その人には別のセンスがある。
たまに聞いてもいないのに「自由律のなにが良いのかわからない」と言ってくる人もいて、「なんでわざわざ言ってくるんだろう」「うるさいな」と思うが、それはさておきその人にもまた別のセンスがある。
中には自由律俳句のセンスがあるのに自由律俳句に出会っていない

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2024.04.27『センスが赤裸々』

自由律俳句は作り手のセンスが赤裸々になる。
決められたリズムに助けられることも、季語に委ねて託すこともなく、加工されていない言葉で作り出される。まさにセンスだ。
そう言われると「自分にはセンスがないから」と思ってしまうかもしれないが、自由律俳句に興味を持った時点で自由律俳句に関するセンスはあると思って良い。
自由律俳句が面白さに気づくにはセンスが必要であるからだ。

2024.04.26『何かになる』

句は作らなければいけない時に作ることが多いが、素になるのは旅先などで風景を見て突然思いついたものだ。
だいたいはそこから形を整え、作品になる。その陰でボツになるものも大量にある。
ボツになったものから俳句に復活することはほぼないが、たとえばボツの句の中に「現地添乗員」という単語があったとして、その単語のみがピックアップされて、句以外のものになることはある。

2024.04.25『タイトル』

タイトルは『そんな言葉があることを忘れていた』になった。
とはいえ、まだ(仮)の状態ではある。

収録された句のどれかをタイトルにするか、それとも短いタイトルにするか、悩んだ末にどちらでもないものになった。

少しずつ進んでいる。

2024.04.24『発売日』

初めての句集であり、これが最後になる可能性もあり、どこか緊張感がある。
発売は7月末になりそうだ。
もう数ヶ月先だというのに7月のことなどなかなか想像できなく、できたとしてもそれは過去の夏のことばかりなのである。

2024.04.23『数に意味をもたせるか』

結局、収録される句は300前後になった。
ここの数字に意味を持たせるか、それもと素の状態で出すかはまだ決めていない。
基本的に2022年以降に作った句になる。
自分なりの作り方が固まってからのものである。
まあそれもまた数年後には変わってるかもしれないし、もう作ってないかもしれないし、死んでるかもしれはい。

2024.04.22『直し続ける』

句集に収録する句を送り終える。
見るたびに直したり削除したり追加したりが続き、やっとその状態に終止符を打った。
しかしまたゲラを見て、直したり削除したり追加したりすることになるだろう。