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2017年冬/ロボットになった私
最近性被害が話題にのぼることが多いので便乗して公開する8年前(当時18歳)の日記
被害者が感じる感情のわずか1サンプル
何かの一助になれば幸いです
※センシティブ
死にたい。
後悔する暇もないうちに死にたい。
何かに救いを求めることさえ疲れた。
誰かに期待することも、「無理できる私自身」を自分に強制することも疲れた。
ずーっと眠っていたい。
何もかもを気にせずに眠っていたい。
もう全部終わりにしたい。
目が覚めたら暗い現実が待っている。
私は何を望んでいるのか。
いや何も望んでいない。
むしろ私が欲しいのは、何もないこと。
人から同情されるのも蔑まれるのも何もかもがいらなくて。
何かを感じる私の心がいらないし、心の宿ったこの存在自体、勿論いらない。
そして私が消えて何かを感じてくれる他人の心がいらない。
私が消えて喜ぶのか悲しむのか?その向けられた想いそのものがいらない。
私に注がれるのが愛だろうが嫌悪だろうが、私に向けられる感情の全てが無駄だから。
もう何されても響かないから。
私に、私が冷たいロボットのような心だなんて気付かせないで。
そこまで心が傷ついてしまったこと、とりかえしがつかなくなってしまったことを気付かせないで。
誰も私を動かそうとしないで。
私を笑わせようとしないで。
私「動けない私」をもっと嫌いになるだけだから。
無理して笑って疲れるか、笑ってあげられない自分に嫌気がさすだけだから。
... いっそ事件のこと知ってる人全員死んでくれますか?
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