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【3分で読める世界史】コーヒーの起源
今日は趣向を変えて、コーヒーから見た世界史を。
今回の記事は、中公新書の『コーヒーが廻り世界史が廻る』を参考にしています。
コーヒーの起源は諸説あり、定かではないですが、どの説にもイスラーム神秘主義の教徒(スーフィー)の影がちらほら見えます。
イスラーム神秘主義とは以下のとおりです。
9世紀以降に生じた、イスラム教の世俗化・形式化を批判する改革運動であり、修行によって自我を滅却し、忘我の恍惚の中での神との神秘的合一(ファナー)を究極的な目標とする、一種の内面化運動である。
Wikipediaより引用
このように厳しい修行、祈りの生活を送るスーフィーたちに、夜の礼拝時の眠気を払ってくれるコーヒーはとても重宝されました。
またコーヒーが食欲が抑えられることも、瘦身をよしとする砂漠の宗教イスラームに喜ばれたことは想像に難くないでしょう。
こうしてスーフィーにより、コーヒーの確固たる基盤が作られていったと『コーヒーが廻り世界史が廻る』は教えてくれます。
これからコーヒーを飲むときは、イスラーム神秘主義のことを思い出して、世界を感じてみませんか?
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