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君たちはどんな世界をいきるのか?【番外編】「羽鳥慎一 モーニングショー」の事例から見る 日本とアメリカの給与比較からわかる「働いても報われない日本」の現状

前回、「日本は世界に買い負け、物価は高騰していく」という話を書きました。

「本当にこんなことが起きるのか?」ということを、既に起こっているのでそれを事例に書いていきます。

既に世界にとり残されてる日本

先日「羽鳥慎一モーニングショー」で放送していた事例を使っていきます。

モーニングショーでは、「実質賃金の推移」で、既に日本は世界から取り残されていることをしていました。
画像が斜めなのはテレビを写真で撮ったものなのでご愛敬です。

実質賃金は、「物価の上下を計算に含んだの上、賃金が上昇しているのか?」を表したものです。

悲しいかな、日本は変わってませんよね…

これ大問題なのです。

なにが大問題なのか?
アメリカを例にとりながら説明します。

アメリカは、今、物価むっちゃ高いんです。
場所にもよりますが、ラーメン1杯が3000円以上とか当たり前。
サンドイッチやジュースだけでも数千円はかかったりします。

https://note.com/mocchirioimo/n/ne4d1fb387a02

上記は個人の方のブログを引用させて頂いてますが、大体どこも同じ感じです。※もし載せることがまずいようでしたら、ご遠慮なくコメントにお書きください。

しかし、アメリカは大丈夫なんです。
それは何故か?
「日本からみたら無茶苦茶な物価高に合わせて、なお給料が上がってる」ということです。
それが実質賃金という意味です。

これ、日本人がアメリカでモノを買おうとすると、「相対的に物凄く貧乏な状態」になります。

さて、ではもうすこし具体例を出してわかりやすくしたいと思います。

アメリカと日本の新入社員が「iPhone」を買うと?

初任給って働く中で一番少ないはずです。
その初任給を比べてモノを買うとどうなるでしょうか?

買うモノは世界中で売られており、年々高くなっている「iPhone」!
値段は「日本だけ高い」というわけではありません。
為替等いろんな要因はありますが同じはずです。

「iphone16Pro」の日米の値段

アメリカ:約999ドル
日本  :約15万円

アメリカと日本人の初任給の平均

◯アメリカ人: 約$3,500(約50万円)/月
◯ 日本: 約22万円/月

仮に「アメリカの物価=生活費」を「日本の2倍」と仮定すると?

◯アメリカの生活費: 約30万円/月(約2000ドル)
◯日本の生活費: 約15万円/月

生活費を引いた余剰金

◯アメリカ:初任給:3,500$ -生活費:2000$=1,500$(約29万円)

◯日本:初任給:22万円ー生活費:15万円=7万円

購入にかかる期間. アメリカの場合

1,500$-999$(iPhone価格)=501$余ったうえで、ひと月目にGet!

  1. 日本の場合
    ひと月目:余剰金:7万円  買えない!
    ふた月目:余剰金:14万円 買えない!
    3カ月目:余剰金:21万円- 15万円(iPhone購入費)=6万円余り

日本は、「iPhone」だけ手に入れようとしても、3カ月もかかります。
それだけで、ほとんどお金は残りません…

これだけでもヤバいんですが、同じ3カ月後のアメリカ人はこうなんですよ。

さて、同じ期間働いて、同じものを買ったどころか、アメリカの方が初月約29万円使い果たしているにも関わらず、この「貯金(約45万円)=購買力」なんです。

こういう「世界とモノを買う競争」を今後しないといけないわけです。

負けるに決まっています。

既に「日本は外国と比べると貧乏」なんです…
これが、「さらに加速していく!」と言っているのが、前回の書いたお話なんです。

どうでしょうか?
語彙はどうあれ、「かなりヤバい」と思いませんか?

向こうは物を買ってもお金が余る。
日本は、貯めて、貯めて、ようやく買って、お金は残らない。

これが「海外とモノを買う競争」の図なのです。

ちなみに「モーニングショー」で玉川さんが、「日本は既に貧乏だ!」とハッキリ言っていましたが、こういうことです。

数カ月で、数十万円の差が付くのです。

単純に生活費を除いたお金だけでも、
1月:22万円
1年:264万円
10年:2640万円
30年:7920万円
と使える金額は「平均」で違うわけです。

しかもこれ、あくまで「初任給の計算」ですから・・・
時間が経つごとに、昇給等を含めたら「数億の差」がでてもおかしくありません。

今後、モノの争奪戦が起きれば、さらなる物価高がおきます。
海外は物価に耐えられる
が、日本は耐えられない
「iPhone」の話がそのまま起こるわけです。

だからこそ、世開塾では、
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の2つを子どもの頃から学んで、「世界を切り開いていく力を付ける」ことが重要だと思うのです。

日本で。「働いて稼ぐ=サラリーマン」でいることすらとても難しくなる可能性が高いのだから、「自分で世界を切り開き、稼ぐ力」をつけていくしかないんです。

今回は「羽鳥慎一 モーニングショー」の放送内容を使い、日本がどうなっていくのか?を具体例を使ってご説明しました。

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