「奈良に暮らす」は「楽しく生きる」 衣食住すべてに1300年の知恵があり 神ほとけのため人のため 何でもやってみるうちに 人のことが好きになる 作る 暮らす みんなを応援する 奈良暮らしスタジオOPENです
今月から、毎月第2火曜日に写経教室が始まります。 近くの習字教室にて。心に留めていただき、ご都合に合わせてどうぞご予約ください。 私自身、何度かこの教室で写経をして、気持ちが切り替わると実感したのです。 目の前にやることが多すぎて、何から手を付ければいいのか分からない。 そんな時、皆さん、悩んだり疲れが溜まったりすることと思います。 日々、うまくいっている時は問題ない。 何か大変な時が問題で、やり過ごし方は、それぞれだと思いますが、 無理にでも時間を空けて、手を
というわけで、今年の竹の子、食べ尽くし! とてもありがたく美味しく、いただきました。 最初は教わった通りの竹の子ご飯 次は、たまたま「きょうの料理」で紹介された竹の子とおじゃこのおじや。本上まなみさんが「グルグル混ぜるの?」とビックリした様子が可愛かったので作りたくなった。めっちゃ美味しかったです。 ラスト、竹の子の天ぷら!新鮮野菜が手に入ったときだけ、天ぷらを作ります。ご馳走! ところで、竹の子のあく抜きは、竹の皮をつけたままで茹でると良いらしい。長く茹でてもうま味が
先日の「烏梅と奈良の手仕事に親しむ会」竹の子掘り&竹の子ご飯教室のこと。 山に入ると、イノシシに先を越され、良さそうな竹の子の皮がたくさん残されていました。生々しい切り口に、ついさっきまで、イノシシがいた気配。 別の地域でも同じ話を聞きました。 毎年、竹の子を野菜と一緒に売っていたのに、今年はほぼ全滅とのこと。 山の持ち主の「(イノシシ)嫌やね」の静かな声がたまたま聞こえ、心に残りました。 口調は穏やかで、眉をひそめるような小さな声でしたが、山の暮らしには動物がいる。例
先日、大和茶の仕入れに伺いました。今年のお茶シーズン目前!ですが、お茶農家の皆さんは、淡々と慎ましく暮らされていました。 神野山という神さまのような山を望む場所。神野山から日が昇るのを見て、日々の生活をされています。謙虚で静かな様子に、ちょっと自分が恥ずかしくなりました。 こんな方達が作るお茶は、美味しいに決まっています。民家のことですので詳しい場所は書けませんが、秘境。伺えて良かったです。
私が住むのは、平成築、ナントカ構造の鉄筋の家です。古い日本家屋に憧れるのに、家には木の柱一本もなく、1日中換気扇を回さないと家の空気がよどむそうで、モーター音が消えない生活です。 そういう家で、旬だの昔の知恵を持ち込もうとすると戸惑います。障子と畳、すきま風の小さな家で育ち、親のやり方を見てきたのに、全然違う。 それは、きっとみんな同じと思います。今の時代を生きるのに、全部を昭和、平成の感覚では大変。古民家やリノベーションに憧れるけど、そこまで生活すべてをそういう暮らしに
「烏梅茶」って何?真っ黒!これ、どうやって飲むの? と、大騒ぎしたのが1年前。 その後、烏梅が紅花染めの発色剤の役割を担うと知り、伝統的な染め方から生まれる紅花染めの色の、なんとも美しい色を拝見して、次世代にも烏梅が伝わってほしいと気持ちを強くしています。 烏梅。梅の燻製。 今、家業10代目の職人さんが、今年の烏梅作りを始めたと聞いています。 昔の知恵で薬膳茶、紅花染め、口紅や頬紅作りに使われたり。高貴な方々の影の立役者であり、日本の文化発展に役立ってきたと思います。
昔、職場の先輩が「10人の男性と付き合う」と「1人の男性と10年間付き合う」を並べて話してくれた。(10人ではなく100人だったかな?) 行き着くところは同じ、なのか、何か違う、だったか忘れたけれど、この例え話、時々思い出して、年を経るごとに興味を持っています。 もちろん、たくさんの男性と付き合う方が「経験豊かで、華やかで、いろいろ知ってる、男心も分かってる!」よう。 それを男性1人だけの付き合いと比べるって一体、何?何? この比較、何なのでしょうか。 話を進めると
いやぁ、奈良・月ヶ瀬の「烏梅」面白いです。 紹介したくて、烏梅(うばい)のことを前の記事に書いたけど、 一体これは何なの?から始まり、 烏梅茶の袋の説明「煎じて飲んでください」が分からず、長い時間「烏梅」とむきあいました。 いやもう「煎じる」って何? 煎じるってどうするか。煮出すイメージはあるけど、家には煮出す道具がありません。急須はあるけど、日本茶は煮出さないし、麦茶やコーヒーは、いつも耐熱ガラスのピッチャーに直接熱湯を入れて作る。お湯は電気ポットで沸かして、やか
奈良暮らしスタジオでは、下記日程で「烏梅」体験OPENデーを行います。 「烏梅(うばい)」は、梅の燻製です。染色に使ったり、煎じてお茶にもします。 奈良・月ヶ瀬梅林は、昔、上流階級の女性の口紅や頬紅を作るため、紅花染めのために梅の木を植え、烏梅を作っていたと伝わります。その烏梅を700年以上の伝統的な製法で作るのは、現在、一軒残っているのみ。 珍しい貴重なものです。 暑さを払うべく、烏梅を煎じたお茶を試してみたいと思います。 ◆日程 8月 月~木曜日 10:00~15
先日、小豆から虫が出てびっくりした。 一見、虫食いは少しに見えたし、親戚が家庭菜園で作った小豆だから味見したいし、できる限り食べようと虫食い豆を取り出す。と、出てくる出てくる。虫食いは意外に多く、虫も結構出てきてびっくりした。 とか言って、われながら、のんびりしている。そこまでやらなくても、とも少しは思う。でも、昔の生活を想像できてちょっと新鮮だった。小豆って、昔はこんなものだったのじゃないかな。 妖怪の小豆洗いを思い出す。小豆を洗う音がするだけの妖怪だったと記憶する。