竹の子とイノシシ
先日の「烏梅と奈良の手仕事に親しむ会」竹の子掘り&竹の子ご飯教室のこと。
山に入ると、イノシシに先を越され、良さそうな竹の子の皮がたくさん残されていました。生々しい切り口に、ついさっきまで、イノシシがいた気配。
別の地域でも同じ話を聞きました。
毎年、竹の子を野菜と一緒に売っていたのに、今年はほぼ全滅とのこと。
山の持ち主の「(イノシシ)嫌やね」の静かな声がたまたま聞こえ、心に残りました。
口調は穏やかで、眉をひそめるような小さな声でしたが、山の暮らしには動物がいる。例えば町のヤブ蚊とは訳が違って、動物は大きいし(会ったら嫌!)、畑のもの食べる。それに農作物には、豊作と不作の年がある。
それを目の当たりにした気がします。
つづく