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【interview100】no.3 琉球アスティーダスポーツクラブ 早川周作様

【短編】
琉球アスティーダスポーツクラブ CEO 早川周作様
【企業URL】
https://ryukyuasteeda.jp/company/

『スポーツを通して夢を与える社会構造をつくる』
スポーツ業界の矛盾を感じ、夢と感動を与えるスポーツに新しいお金の循環を生み出し、次世代の子ども達が夢を持つ世界をつくるため活動する早川さんからお話をお伺いしました。

質問1:決断のポイント

--大きな決断を下さいといけないとき、早川さんはどのように決断されてますか?

早川「決断する時は、自分の志をベースとしています。私の座右の銘が『有志有道』という言葉で志が有るところに道が有るという意味の言葉です。それと『即断(即決)・実行・責任』ですね。どれだけ考えても分からないことって思ってるよりも多いです…だから、とりあえずやってみることが大事だと思います。」

--『有志有道』という言葉は初めて知りました。とても素敵な言葉ですね。
とりあえずやってみることって凄く大切だと思います。早川さんは、とりあえずやってみるときに優先順位って付けてますか?

質問2:優先順位の付け方

--早川さんの優先順位の付け方を教えてください。

早川「『3大管理』と呼んでいるものがあります。『体調管理・時間管理・予算管理』のことなのですが、何より体調管理をしっかりすることが大切だと考えています。有酸素運動と無酸素運動は必要ですね。私自身、今もトライアスロンをしていて、1週間の中で必ず時間を作って自転車乗ったりトレーニングをしてます。その際に中国語と英語の勉強もしてます。ビジネスで必ず必要になってきますから…」

--体調管理って当たり前ですけど、優先順位を1番高くしてる人って案外少ないかもしれませんね。

早川「そうですね、弊社には選手達がいるので社員も鍼灸院を使えたりしますよ。また、時間管理については『捨てる・入れ換える・圧縮する』を常に繰り返すことが大切だと思います。自分のタスクをtodo化して時間の細分化を行う。短縮できるものや無駄なものを洗い出す。そして空いた時間に新しいdoを入れる。そうやってdoの量を増やすことが成長に繋がるので時間管理は大事ですよ」

--無駄なdoを見つけることって難しくないですか?

早川「すぐには分からないと思います。経験に比例することでもあると思うので。でも、KPIの未達はKDIの不足であることは確かです。ですので、量をこなすことが結果に繋がるというのが私の基本的な考え方です。」

--なるほど、【KPIの未達はKDIの不足】であることは間違いないですね。

早川「今抱えてる課題を解決するのは、今やってるdoにかける時間を『捨てる・入れ換える・圧縮する』ことで解決されるはずです。その際、週単位で分析してみて下さい。例えば、1週間にかかる会食の時間を洗い出してみて短縮できないのか、また、必ず夜ではないといけないのか、朝食の時間に入れることはできないのか…といった感じです。また、1週間のタスクをリスト化した後に、時間があったらやりたいリストも作ってみてください。この2つを並べて入れ換えて1週間のタスクを決定してください。課題解決に近づくはずです。『レバレッジがかかったdoを増やす』ことが大事です。」

--なるほど、『圧縮する・入れ換える』ことで時間が無いからできないと思っていた事が出来るようになるんですね。

早川「石山さんとの打ち合わせも絶対40分にしてるのもここから来てます(笑)」

--40分も作って頂いてありがとうございます(笑)

質問3:10代・20代の自分にアドバイス

--10代、20代の自分にアドバイスができるなら何を伝えますか?

早川「私は19歳のときに父親が蒸発して、夜間学校に通って大学1年のときに法律事務所で働いて、3年のときに創業しました。そして、今感じている事は『1時間の違い』です。学生時代の1時間が将来の5時間、6時間になる可能性が高いということを伝えたいですね。今、抱えている『志』や『想い』に時間をかけて欲しいと思います。考えるよりも行動することが大切ですよね。」

--『自由な時間が多い学生のときに何をするのか』って本当に大事ですよね。忙しいわけが無いんですから…

早川「そうですね、忙しいわけが無いんですからやらないともったいないですよ」

質問4:幸せとは

--誰でも幸せになりたいと思って生きてると思うのですが、早川さんにとって幸せとは何ですか?

早川「私は、お金という基準の中で生きていると幸せを感じにくくなると思います。経営者の方々とお話する際によく『幸せな小金持ちを目指す』という話をします。大金を求めると比例してリスクも大きくなりますし、時間のコントロールが出来なくなります。仕事とプライベートのバランスを上手くとれている人は幸せな小金持ちになってますよ」

--『幸せな小金持ち』いいですね!

お金を軸にするといつまでも満たされないのかもしれませんね。

本日は貴重なお話ありがとうございました。

【編集後記】

最後までお読み下さり誠にありがとうございます。

今回インタビューが終わってからタスク管理の方法を見直すことにしました。圧縮出来ることはないか、入れ換えることは出来ないか。時間があればやりたかったことを24時間の中に入れることで、昨日の24時間よりも満足感があったように思います。

もし、この記事を読んでくださった方の中に私と同じように時間があったらやりたいと思っていたことがある方は、是非1度検討してみて下さい。

そして、幸せな小金持ちを目指しましょう!

【memo】

早川さんの尊敬する人: 羽田 孜 元首相

2年半の秘書の経験を通して考え方から全てを教えて下さった師匠のような存在。

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