ライ麦畑の反逆児

映画

彼は戦争でボロボロになった。

やはり僕は作品を生み出すその「人」に、だいたいいつも強い興味を示しているように思う。

サリンジャーはかっこいい。かっこいいから、知りたくなる。

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」→「ナイン・ストーリーズ」→「フラニーとズーイ」
を順に読んでから、この映画を観るのがおすすめ。

いや、逆に映画を観てから小説でも良いかもしれない。

キーワードは

物語を書く、大学での恩師、戦争、PTSD、裏切り、瞑想、エゴ、見返りを求めない、ただ書く。

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今は、パソコンやスマホで検索したらいろいろ出てくる。
いろんなことが一見わかりやすくまとめられていて、いろんなことを知った気になるけれど、
その人間を知ろうとするためには、丸ごと自分で触れていく、丸ごと自分でぶつかっていく、丸ごと自分を生きていくしかないんじゃないかと思う。

サリンジャーのことがまた好きになった。

彼の伝記みたいなものも、ぼちぼち読んでいこうと思っています。

【映画解説文】
2019年1月1日に生誕100周年を迎える小説家J・D・サリンジャーの半生を描いたドラマ。1939年、作家を志しコロンビア大学の創作学科に編入した20歳のサリンジャーは、大学教授ウィット・バーネットのアドバイスで短編小説を書き始める。出版社への売り込みを断られ続ける中、ようやく掲載が決定するが、太平洋戦争のぼっ発によって、その掲載は見送られてしまう。召集により戦地に赴いたサリンジャーは戦争の最前線で地獄を経験し、終戦後もそのトラウマに悩まされながら、初長編「ライ麦畑でつかまえて」を完成させる。この作品の成功により、突如として名声を手に入れたサリンジャーだったが……。サリンジャー役を「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルト、バーネット役をケビン・スペイシーがそれぞれ演じる。監督は「大統領の執事の涙」の脚本を手がけ、本作が長編監督デビュー作となったダニー・ストロング。

予告編もぜひご覧ください。
https://youtu.be/gAUYWxvsavw

(画像と映画解説文は https://eiga.com より拝借いたしました)

【サリンジャー関連note】
https://note.com/seishinkoji/n/nc68eddbaf5d1
https://note.com/seishinkoji/n/nc2ca9a4dd097
https://note.com/seishinkoji/n/nbf9bc5024e7f
https://note.com/seishinkoji/n/nedb1b948fe04

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