大根は痰のかたまり気を下し喉のかわくにこれを用る - 養生やまと歌 049
ダイコンは喉の痛みの応急処置にも昔から使われていて、絞り汁を飲んでいたようです。江戸時代の『広恵済急方』には次のようにあります。
「莱箙(だいこん)の絞汁を徐々(そろそろ)と嚥下(のみくだし)て良也」
めんどうな時は、生のままをよく咀嚼し、汁がゆっくり喉を通るように食べるのもよいです。
調理がめんどうでない場合は、以下の大根のどシロップがいちばんオススメです。
*******
養生やまと歌とは
和歌形式の養生書、食物本草書、経穴書から、養生のキホンが学べる100首を厳選し、イラストを付けてご紹介していきます。
Twitter と Instagram でも更新中!
https://twitter.com/seishindo89
https://www.instagram.com/seishindo89/
養生やまと歌凡例
凡例や参考文献は第一首目の下部に掲載されておりますので、以下のリンク先からご覧ください。
https://note.com/seishindo89/n/nf1741632a9
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?