GIGAスクール用iPadのアプリはコレを使え!Microsoft Lensを使って写真からWord文書を作ろう!編
今回の記事で紹介するのは「Microsoft Lens」というアプリです。
いわゆる「スキャンアプリ」というジャンルのアプリで、色々なメーカーから多種多様なアプリが配布されています。
私も様々なスキャンアプリ(Google、Adobe等々)を使用してみましたが、歪み補正や文字認識、ファイル変換等の機能面、操作の簡単さでは一番使いやすいアプリだと思います。
確かに、文字認識はGoogleフォト等のGoogle Workspaceアプリ群でも可能ですし、Googleドキュメントへの変換も可能です。
しかし、使い慣れたWord等へワンタップで変換できるのがこのアプリの魅力だと思います。しかも思ったより「Word文書」になります!
Microsoft Lensを使ってみる
使い方はいたって簡単で、アプリを起動したらスキャンしたい媒体(チラシ等)を撮影するだけです。
チラシ類だけではなく、看板、展示物のキャプションなどもスキャンできます。
博物館での使用がオススメ!
このアプリは書類をスキャンして電子化して保存することにより、紙媒体での管理が不要になるというメリットがありますが、一番の活用ポイントは博物館でのキャプション撮影だと思います。
展示室が混雑している時、キャプションが遠くにある時…
サッとiPadを取り出してサッと撮影、後でジックリと補正する。
博物館好きには堪らないアプリです!
使用例
先ずは博物館でキャプションを撮影します。
アプリ上で歪みを補正(自動で補正されます)して、任意の形式でエクスポートします。
PDF変換するとこんな感じです。この段階でも文字抽出などが可能です。
このエクスポート選択時に「Word」を選択すると…
思ったよりWordです!
以下に、他の変換例も紹介します。
嬉しいことに縦書きにもバッチリ対応!
どうでしょうか?
思ったよりWordになっていることがお分かりになると思います。
ただ、ルビをふっている媒体をスキャンするとレイアウトが崩れがちになります。
それを差し引いても、色々な場面に活用できるアプリだと思います!