私が、お口のケアの重要性を発信しているのは 訳があります(*^-^*)
歯科医師として働いていた時は、治療中心でしたが
その後、今の会社に入り、社長から
その方たちが何十年もたって、
どうなっているか見てこい!と言われ
施設や病院などに営業に行って、知ることになりました。
そこにいらっしゃる方の口を見せて頂いたり
ケアしている方からのお話を聞いて
口が崩壊している現状に、衝撃を受けました。
それと同時に、自分の口も、治療で惨憺たる状況であることも。
寝たきりの方だけでなく、
元気な方も、また、歯科医師や歯科衛生士、医療現場で働いている人たちは
人の口は見るけれど、自分の口をちゃんと見ているのだろうか。
きちんと管理されている方がいる・・その一方で
そうでない方も大勢いらっしゃいました。
歯科関連のお仕事の方はきっちり模範的な奥地のケアをしている。ほとんどの方はそうかもしれませんが、私は違った( ;∀;)
必要なのは、治療だけでなく、予防。
お口の中は細菌の巣。
それを放置すれば、いつか、倒れる可能性もあります。
急性期病棟で、口腔ケアをしていた歯科衛生士さんから、こんなお話を聞きました。
倒れた方のお口はどんな感じですか?と聞きますと。
脳梗塞で倒れられた、ある方のお話をしてくださいました。
口の中は、血だらけ、痰だらけ、歯は虫歯でボキボキと折れています。
でも、その方、倒れる前日まで、寿司を握っていた寿司職人さんだったんですよ。
たった1日で、そんなお口にはなりませんよね。
寝たきりになるのは、何も特別な人じゃありません。寝たきりになるようなお口をしている人は、どこにでもいるんです。
その話に衝撃を受けた私は、
一生懸命患者さんや利用者様のために口腔ケアをされている現場の皆様に、10年後、20年後も変わらずに健康で働き続けるためのお口のケアのやり方を伝えるようにと、営業の仕方が変わりました。
しかし、元気で若い皆さんは、他人ごとです。
自分がそうなるなんで、思いもしません。
だから予防を広げるのは難しいんですね。
一度、お口の中を染め出しますと、皆さん、まっかっかになって、大騒ぎです。
赤いの、なんだかわかりますか、細菌の塊です。
そういうと、自信のあった若い方たちも、真剣な顔になります。
マスクをするようになって、ますます、お口の中は乾燥し、環境も悪化していますが、手つかずになっています。
特に医療従事者の方は、ずっとマスク。本当に大変だと思います。
コロナに負けないためにも、お口のケア、真剣に取り組んで頂きたいのです。
歯科での定期健診に行ったとしても。
きれいになったお口を維持するのはあなたです。
年に3~4回の検診。でも
361日のあなたのケアが不十分ならば、
あっという間に汚い口に戻ります。
あなた自身の責任でもあるんですね!
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