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認知症になってもありがとうと言えるように

先日、施設に入所している母の所に面会に行ってきました。
面会時間は15分。
短いですが、コロナの時期に会えるのは、なんとありがたいことか。
久しぶりに会った母は、私の顔を思い出し、名前も何とか思い出してくれました。

赤ちゃんに戻っていく母を見て、なんだか泣きたくなるような、愛おしくなるような。

介護して下さる方たちに、改めて感謝の気持ちが沸き上がってきました。

一人では死ねないんだな~。
人のお世話にならないと、この世の生活は幕を閉じれないのだと思うと
ぼけて認知症になっても、人にありがとうと言えるように、なっていたいとつくづく感じます。

介護の仕事は、自分にはできない、無理だ~っと常々思っていたのですが、一度は経験した方がいいかもと、思い直すこの頃です。
そんな思いに変わってきた自分に驚きもします。

そんな思いが実は周りから浸透してきていたのかな・・・
この時期に、退職して、介護の仕事を始めた友人が2名もいました。
知らないうちに研修を受け、試験も合格し、訪問の仕事を今週から始めたと聞きます。

介護の研修資料をさっそく取り寄せることにしました。


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