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其の111 「雨中の散歩 秋の花」


秋寒の    (あきさむの)
雨露に湿らる (うろにしめらる)
中会わる   (なかあわる)
散い咲き花に (ちいさきはなに)
歩み寄り見し (あゆみよりみし)


桜や月下美人の歌を詠んでいますが
私は特別花に詳しいわけではありません

綺麗だなと思って花の名前を聞いても
1週間もすれば忘却してしまうぐらい
記憶に定着しません

自分で世話していたり
毎日見ていたりしていないと
流れていってしまいます

先週末雨の中
散歩していたら
見たことのない小さな花が咲いているのを見つけまして
この花の名前は何だろう?
と思い
Googleレンズで撮影して検索したら
サルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)
花言葉は燃ゆる思い知恵尊重

今はGoogleレンズで
わからないものは何でもその場で調べることができるようになり
便利になったもんです

見かけた花など
手当たり次第に調べていくのも
勉強になっていいかもしれません

※位置情報などセキュリティ、プライバシーにはご注意を

現実に目の前にある場合はいいとしても
記憶に残っている映像だけから
あれは何だったっけ?何て名前だったっけ?
というときに調べることは難しい
ヒットするまで手当たり次第に映像をあたっていくしか方法が無い
それか図鑑で見つけるか

物事の名前が判明している時だけ
能動的に検索することができる
ここが重要です
つまり名詞、語彙を知っていないと調べることすらできない
世界が広がらない

この世は言葉ありきですね

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旧Twitterに投稿して”いなかった”歌

人知れず   (ひとしれず) 
咲く花見つけ (さくはなみつけ) 
早一年    (はやいちねん) 
結実何時や  (けつじついつや) 
未開の未来  (みかいのみらい)

先日見つけた花につきまして
来年の今頃には忘れていることでしょう
忘れっぽいので
たぶん

こうして記事にして残しておけば思い出すのも簡単です
いつの間にか実をつけてるかもしれないですね
実をつけるかどうかも知らないほど

知らないんですよ実は

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