しあわせのカツカレー
「今日のお昼はカツカレー?」
「いや、違うよ。単なるカレーとサラダです」
今朝は、朝から普通のカレーライスを作っていたら
匂いに誘われて息子がキッチンにやって来た。
たぶんナスやニンジン、ジャガイモを素揚げにしていた音が、トンカツを揚げている音に聞こえたのだろう。
クーラーが付いているとはいえ、
この暑い日に休日の朝からカレーを作っているというだけで自分を自分で褒めてやりたいと思っていたのにトンカツなんて作るはずがない💦
世間一般では作るかもしれないけど
今、私はどちらかといえば怠けたいから、作る気分でもない(野菜は揚げたのに?といわれるとグヌヌだけど)。
「今から、トンカツを作ってと言われても無理ですよ…」
「じゃ、僕はどうしても用事があるから、買ってきて」
「えっ? 作れないなら買ってくるという発想ですか?
それじゃ次の時にとかという選択はないの?」
・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
目でトンカツが必要と言う息子vs目でトンカツは無理と言う母
「いいわ、買ってくるからお小遣い出して?」
「そんなら、お母さんに作って欲しい!
絶対カツカレーが美味しいから」
ちゃっかりしていると思った。
息子は、身銭は出さないがカツカレーは食べたいらしい。
予定にないリクエストだから、お小遣いからとつい意地悪を言ってしまったが全部まるのみ、熱意に負けた…。
「それくらい」といえば、それくらいだけど
わたしは、甘々だなぁ…と思いながら
買い物のついでにトンカツを買う約束をした。
母が息子のパシリ?
なんでパシリ?
エレベーターの中で悶々と🌪と思う。
スーパーで2枚入りか、1枚日入りか迷った後
トッピング程度だから1枚分と決めて帰える。
いざ、カツをカレーライスにのせてみたら
テンションは、たぶん2ランクほど上がった。
「やっぱりカツがのってると美味しい!
リクエストを聞いてくれて、ありがとう」
いろいろあったけど、笑顔と言葉で 今までのゴタゴタしたが帳消しになった。
むしろ、うれしそうな顔で しあわせにになった。
ありがとうの
たたった5文字の魔力でノックアウトされてしまった…。
それどころか、中学生男子が
素直に「ありがとう」を
ありがとうと言えるのは
私の方こそ息子に「ありがとう」だった。
結局のところ、子どものよろこびは、
私のよろこびで、ありがとうは、
言ってま、言われてもも気持ちいい。
もっとトンカツ食べたいかな?3切れでは足りないね…?
「お母さんのトンカツ、ひとつどーぞ」
甘々の甘でも、できる範囲でだったら、
いいのかな?
今回、川ノ森千都子さまの企画に参加させて頂きました。
↓↓↓↓↓
わたしも、普段「ありがとう」は
出来るだけ多く、きちんと丁寧に 使おう!
と心に思っていますが、身近な人にこそ、素直に言えないことがあります。とくに夫には…。
中学生の息子に言われてうれしかった日常の一コマの
「ありがとう」を通じて
職場や社会に出てばかりでなく、
家族に、夫に子どもに
もっともっと「ありがとう」を振りまこうと思いました。
それを忘れないためにも
この些細なしあわせとありがとうを記事にしました。
川ノ森千都子さまの企画は以下の要領で参加できます。
みなさまとともに ありがとうの輪が広がってほしいなと思います。
タイトル【#note感謝企画】
・誰かに、何かに、自分に、何にでもいいので、感謝する記事を
書いてください。
・エントリーは7月31日まで。記事は8月10日までに書いてください。
・新規記事のみでお願いします。
・無料記事のみです。
・交流のない方も遠慮なくどんどんご参加ください。
・通知が来るように、この記事を貼ってください。
・この記事にコメントでエントリーください。
・記事に私からのコメントがつかない、サポートが来ない場合は、ここにコメントをください(重要!)。私はかなり抜けているので、お願いします!
・サポートは100円と少額ですが、お許しください。
川ノ森 千都子さま
「ありがとう」という言葉
大切だけど、大切にしきれていない日常に光を当てた企画をして頂き
ありがとうございました。
いつも素晴らしいnoteや優しいコメント
感謝しています。