マガジンのカバー画像

風に飛ばされた手紙

58
書き留めてきた詩と、日々書いている詩たちです。
運営しているクリエイター

#日記

宝石

後生大事に握りしめてた切なさに 私はここで さよならしても いい これこそが私だと これなく…

森波青子
4年前
9

細くて長い一本の川

あなたの中を流れてる 細くて長い 一本の川 いつも 途切れることはなく 時に風が吹き 波立…

森波青子
5年前
25

神様が私をきらいでも

神様が私をきらいでも 私は私を大事に思おう 生まれてこの方 ほんとの意味で 一瞬たりとも離…

森波青子
5年前
28

私だけは知っている

物心がついてからの 私の全部 私だけは知っている 悲しかったこと 苦しかったこと 理不尽さに…

森波青子
5年前
13

大事な話

会える機会は限られてるのに なかなか 大事な話に辿り着けず もどかしい いつでも 好きな時…

森波青子
6年前
8

流れていかないものが欲しい

永遠が欲しいのか、と言われれば それは 分からない ふしあわせだったり 退屈だったりする …

森波青子
6年前
9

世界

あなたの世界がそうだとしても 私の世界はそうじゃない 私の世界がこうだとしても あなたの世界はこうじゃない どんなに近くにいたとしても 心の在り処は違ってる だから私は 自分が感じていることを 伝えたいとは思うけど あなたをこちらに引き入れようとは思わない 私は私のいるところから あなたを見つめ 手を振るよ あなたの姿が 見える限りは

神さまは私たちに

神さまは私たちに 反省してほしいの? 浮かれてほしくないの? うれしいことがあっても すぐ…

森波青子
6年前
9

あのこは何処に

早く 万華鏡を覗きたくて 走って帰った 雪が降るだけで 飛び跳ねるほど わくわくした 砂の中…

森波青子
6年前
7

雨上がり

途方もない毎日を 一日たりとも欠かすことなく 生きてきたのに 私の中は 驚くほどに 空っぽで…

森波青子
6年前
12

小さな声

大きく出してるつもりなの だけど なにかが首をしめてるみたいに 声が出ない 大きく出ない ど…

森波青子
6年前
11

silling

下らない ってことが 許せなかった そんなことして 何になる? 私には 時間がないのに もっ…

森波青子
6年前
15

スウェーデンの小道で

スウェーデンの 田舎の小道で 一人きり 歩いていた時 あまりにも 空が青く 透明で 太陽の光 …

森波青子
6年前
2

目的なんかはいらなくて

どこか のんびりとした国に生まれて 酒屋さんとかになりたいな 目的なんかはいらなくて ただ 綺麗な街並みと太陽の光 気の合う友達と 大好きな恋人 みんなで集まり 毎日陽気に 美味しいものを 飲んだり 食べたり 好きな映画や 音楽の話 目的だとか そういうものはいらなくて ただ 目の前の人を愛して生きる それだけの日々を 生きてみたい