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風に飛ばされた手紙

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書き留めてきた詩と、日々書いている詩たちです。
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記事一覧

かなしくなくなったら

かなしくなくなったら どんなだろうって よく考えていた だって私 大体かなしい感じだったか…

森波青子
1年前
4

宝石

後生大事に握りしめてた切なさに 私はここで さよならしても いい これこそが私だと これなく…

森波青子
4年前
9

私には 自分のことしか分からないよ いや、自分のことすら よくは分かっていないのかも 輪郭…

森波青子
4年前
5

細くて長い一本の川

あなたの中を流れてる 細くて長い 一本の川 いつも 途切れることはなく 時に風が吹き 波立…

森波青子
4年前
25

ここであんなに生きていたのに

もういなくなった人のことを考える この椅子に 座っていたな チョコレートが すきだったな …

森波青子
4年前
8

神様が私をきらいでも

神様が私をきらいでも 私は私を大事に思おう 生まれてこの方 ほんとの意味で 一瞬たりとも離…

森波青子
4年前
28

私だけは知っている

物心がついてからの 私の全部 私だけは知っている 悲しかったこと 苦しかったこと 理不尽さに震えたこと 数え切れない それら全部を乗り越えて 今 ここまでやって来たこと どんなに怠けて見えたとしても 最後の最後はいつもちゃんと 頑張ってたこと その頑張りが 「正しかった」のかは知らない だけど私は知っている 神様は よそ見ばかりで 私なんか これっぽっちも見ていなくても 私だけは知っている

大事な話

会える機会は限られてるのに なかなか 大事な話に辿り着けず もどかしい いつでも 好きな時…

森波青子
5年前
8

流れていかないものが欲しい

永遠が欲しいのか、と言われれば それは 分からない ふしあわせだったり 退屈だったりする …

森波青子
5年前
9

世界

あなたの世界がそうだとしても 私の世界はそうじゃない 私の世界がこうだとしても あなたの世…

森波青子
5年前
13

神さまは私たちに

神さまは私たちに 反省してほしいの? 浮かれてほしくないの? うれしいことがあっても すぐ…

森波青子
5年前
9

あのこは何処に

早く 万華鏡を覗きたくて 走って帰った 雪が降るだけで 飛び跳ねるほど わくわくした 砂の中…

森波青子
5年前
7

雨上がり

途方もない毎日を 一日たりとも欠かすことなく 生きてきたのに 私の中は 驚くほどに 空っぽで…

森波青子
5年前
12

小さな声

大きく出してるつもりなの だけど なにかが首をしめてるみたいに 声が出ない 大きく出ない どうしても お母さんは お手本みたいな話し方で 「もっとはっきり話しなさい」っていう お母さんはいいな 話も上手で声も自然に大きいもの 私の首を 何かがそっとしめてるなんて 思いもよらずにいるんだろう