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DAY5 子どもとNZ 2024 命がけプール
(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)
アニマル大好き
息子はアニマルが大好き。
今ステイしているB&Bには、牛、馬、羊、アルパカ、うさぎ、猫、犬、ニワトリ、ブタ、あとは何かいたかな・・・とにかくいろんなアニマルたちが仲良く暮らしています。
毎日えさをあげたり、眺めたり、ちょっかいを出したり。
お手伝いしたくて仕方がない。
息子にとっては楽園なのです。
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こないだまではAstronaut(宇宙飛行士)になりたいと言っていたけど、今はFarmer(農家の人)になるのが夢。
広大な敷地でアニマルに囲まれ、野菜を取ったり芝を刈ったり。
きっと想像を絶する体力が必要に違いないけど、息子のエネルギーなら大丈夫な気がする。
夢はまたコロコロ変わるだろうけど、B&Bで経験していることや目の前のオトナたちを見て憧れる気持ち、大切にして欲しいなと思います。そしてそんな環境に恵まれたことに本当に感謝しています。
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そして
猫を飼いたい!
犬を飼いたい!
と、わたしのスマホでどんな猫や犬が飼えるか調べては、
「◯◯って飼うのに楽らしいよ」
「◯◯は高いけど、かわいいよ」
などなど。
しかし可哀想なことに息子は猫アレルギー。
猫だけなのか他の動物もなのかは分からないけど。
それでも深刻な症状は出ないので、触ったらすぐに手を洗うなどしてやり過ごしています。
でも友人で、猫アレルギーだけど動物のお医者さんという人もいるから、きっといつか飼うことはできるのかもしれない。
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「ハムスターでもいいから飼いたい!」
と毎日わたしのスマホでアニマルたちを調べています。
昨日は夜中に悪夢を見て大泣き。
何やら叫んでいるからよくよく聞いていると、
「サラマンダー、また生き返る?」
どうやらサラマンダーのペットを可愛がっていたのに、天国へ行ってしまったらしい。
悲しくて悲しくて、
「夢の話は辛くなるからしたくない」と。
カレンダーの裏に、突然息子が猫の絵を描き始めました。
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で、サラマンダーって何?
画像検索してようやく知りました。
ちょっとおかーさんには・・・無理。
うん、サラマンダーよりはやっぱり猫がいいかな。
よく効くアレルギーの薬がきっと近い将来開発されるはず。
それに賭けよう。
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命がけのプール
さて今日も良い天気。
息子は相変わらずアニマルたちのお世話を手伝い、楽しそう。
だけど、それ以外はSwitchでゲーム。部屋のテレビでNetflix三昧。
これではまずい。
真冬の日本で何度も息子にプール(温水)行きたい!と言われていたのに、準備で忙しすぎて行けませんでした。
その度に
「ニュージーランドは夏だって!」と、プール行きを暗に約束していたのでした。
今は夏真っ盛り。行くしかない。
よし、ずいぶん前に調べておいた市内プールに行ってみよう。
水着は持ってきたはず。
こないだの8月は夏だった。だけど今、1月末も夏であるという現実。
M&Msのチョコレートをバケツで買う息子。
あの時はけていた水着、毎日ぶくぶく、いや、スクスクと育っているのに、まだこの水着が着られるだろうか・・・
プール行きたいがために、無理して着てみる。
「大丈夫!大丈夫!」
いや、丸々としたおなかが目立ってるよ・・・とは言えず。
もういいや、とりあえずこのまま行こう。
市民プールの名はWaterWorldという。
ココから車ですぐ。
娘はもちろん
「いい(プールには入らない)」
ということで、施設内のカフェ付近で英語のお勉強。
去年の日本の夏に何度か行ったプールで練習をしておきました。
なんの練習をしたかって?
何十年も前の水着を着ることに対する、心を鍛える練習です。
(もちろん上からTシャツをきて)いざ、プールへ。
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インサイドは温水プールなので楽ちん。
だけどもちろん外のプールに行きたがる息子。
つ・め・た・い!!!!
無理無理!!!
と叫びながらも一緒に入るハメに。
見かけはこんなにも素晴らしい夏なのに。
もう、お化粧とか日焼け止めとか水着姿とかスタイルとか、全く関係ない。
ここでわたしはタイニーピープルだし、誰も全く知らないし、そんなちっぽけなこと、気にするに値しない。
とにかく心臓発作を起こさずにこのプールから生きて帰ることだけに集中しました。
どうにか生き延びて家に帰る頃にはすっかり魂の抜けたわたし。
もう日焼け止め塗り直す余裕もない。
そして夜8時過ぎても外は明るい現実。
「キャッチボールしようよ!」と言う息子が悪魔にしか見えないのでした。
おしまい。もう寝る。
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