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銀の龍の背に乗って

神様は不公平だ
いろんなもの奪っていく

与えられるものさえ
与えられず

下を向く私の頭を
地面に押し付けても
まだなお
小さな手から奪っていこうというのか

どん底からしか見えない景色もある
冷たい手だから
暖かい朝を感謝できる

柔らかい皮膚だから
人の痛みを感じている

生まれたての羽根でも
芽吹いたばかりの頼りない爪も

まだ飛べない雛のように
躊躇している

あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷んでいる
まだ飛べない雛たちみたいに 僕は この非力を嘆いている
急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ

≪銀の龍の背に乗って 歌詞より抜粋≫


自分の傷みを
苦い記憶を翼に変えて
さぁ行こうぜ


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