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手のひらのアメ

いま、さっき

母から苦言を言われた

小さい頃から性格が変わらないあなたが心配

自分の分の飴まで配って

最後泣いてしまう子どもだった話

いつも

誰かを心配している子どもだった話


きっと、あなたを利用しようし
気がつかないまま
利用されないで  

と、母は伝えたかったのだ

以前の私だったら

正月早々にされる話じゃないな!と、

ムッとし、

何にも言わなかったかもしれない

だけど、

今日は素直に、

ありがとう。と、言えた

自分でも気がついていたから

ただ、利用される人だって

自分の分の飴をしっかりとポケットに入れること。意識しなきゃ。泣く前に。

この歳まで母に心配をかけていて
申し訳ない気持ちになった

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