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塾長
2020年7月1日 21:26
新型コロナの国内最初の死亡者は藤野住民だと聞いて戦慄した。ついそこまでコロナウィルスの脅威は近づいていたのだ。このご時世だ。私もマスクを着用し、人ごみを避けることを徹底している。子供たちも同様だ。一方藤野では、今もなお、子供たちの濃厚接触イベントが盛大に開催されている。閉塞した空気を打ち破ろうという主旨もわからなくもないが、さすがに独善的すぎないか。近隣住民としては、まじで怖い。たのむから、や
2020年7月1日 21:25
藤野駅前ほど劣悪な道路は他にはないだろう。天下の国道20号線 甲州街道なのだが、センターラインはかすれ、道幅も十分に確保されていない。つねに大型ダンプが難渋していて、歩道のない路肩を、風雪から身を避けるようにして進む歩行者の姿は涙を誘う。毎日のように通るが、接近を告げるアラートが鳴るのも、たいていここだ。とにかく藤野駅前は危険極まりない。私は以前、「まっぷる」の昭文社に勤めていた。道路の新
以下は、論文「日本におけるシュタイナー教育の動向」(大野裕美/名古屋市立大学大学院)からの抜粋である。こんにちのシュタイナー教育に対する私の疑義を代弁してくれている。**育児雑誌 『クーヨン』の定期掲載により、育児層の関心を高め、「シュタイナー的子育て」 というコンセプ トが母親たちの心を捉えた。 そこには、難解な思想は割愛され、シュタイナー教育では子どもをどのように捉えるかが分かりやすく紹
2020年7月1日 21:24
シュタイナー学園から、わずか300メートルほどのところに熊が出た。ともすれば、校庭を走りまわりかねない距離だ。クマは母子らしく、その直前にも近隣の車道で目撃されている。この時期の母グマは気が立つというから用心したい。私はよくクマの夢を見る。必死に逃げ惑い、九死に一生を得るという展開がほとんどだ。クマ恐怖は吉村昭の『羆嵐』に起因する。体長3メートルもあるヒグマが、北海道の開拓村ひとつを壊滅
昨日のエントリーで、藤野やまなみ温泉は「モンモンお断り」と記した。すると暇人東大卒社長から、至近の「東尾垂の湯(廃業)」はモンモンOKだったとの通報。そこで、実状を確認するために藤野やまなみ温泉に来てみた。驚いたことにモンモンお断りの表示はどこにもないではないか。あれは夢だったのか。いやそんなことはない。かの暇人は頼んでもないのに、この件について、さらに調べてくれた。すると、東京オリンピ
藤野やまなみ温泉のモンモン率は高い。温泉側は世間並みに「ご遠慮ください」と警告しているが、事実上、野放しだ。露天風呂につかっていると、ふつうにタトゥーを見かけるし、あるときは全身彫り物の御仁すら目撃した。聞けば刺青、入墨、タトゥーはそれぞれ異なるというが、私のような門外漢にはわからない。その違いを知るべく、じっくり眺めてみたいと思うが、そうもいかない。視界の隅に置くにとどめている。それにし
2020年7月1日 21:23
ドラクエウォークをやっているせいか、最近しばしば藤野婦人に遭遇する。出くわした途端、婦人たちは顔を引きつらせる。悪名高き「藤野論」の著者だ。そうなるのも無理もない。怖がらせるのは私の望むところではない。「よぉ! 元気ィ?」と、ことさら友好的に声をかけるようにしている(ただし私は、大人げないことでは世界的に有名な男だ。ひとりふたり、引きつる顔に一瞥食らわせてシカトしたこともあるw)それにしても
武蔵小杉と藤野は似ている。前からそう思っていた。オサレなまちのタワマンライフとロハスなまちのほっこりライフ。一見違うが、ともに意識高い系ファミリーによる戦略的居住という点で酷似している。両者は今回の台風災害で明暗を分けた。台風によって藤野は陸の孤島と化した。中央道、甲州街道、JR中央線が寸断。台風通過後、何日にもわたって、都内に出るのに何時間もかかるという有様である。私は少年期から、何度
2020年7月1日 21:22
一昨日、近所のスーパーで藤野婦人と遭遇した。とたんに表情がなごんだ。婦人はじつにチャーミングで、私のような圭角者でも、彼女を前にするとニコニコしてしまう。ひとしきりおしゃべりして辞去したが、以来、私はなんとなく居心地の悪い思いをしている。藤野論で、藤野小町をあげつらったことは一度もない。だが藤野に暮らす彼女は(読んでいるか知らぬが)藤野論のために迷い混乱しているかもしれない。ひょっとしたら
34年前の夏の昼下がり、私は河合塾の模試をさぼって、新宿のアルタビジョンでライヴエイドの中継に食らいついていた。我が両親は洋楽にうつつを抜かす私を弾圧したので、家ではテレビをみられず、こうした仕儀になったが、苦難の末の体験はむしろ感動を生み、今もなお記憶の印画紙に強く焼きついている。中学生の頃、英語の個別指導を受けていた先生がNHKのラジオ講座を受け持つことになった。その初回で流れたのが「Ra
2020年7月1日 21:21
いい歳こいても、虚栄心や自己顕示欲といった俗欲はなくならないものだ。いま私が書いている、この文章にしても「俺のことを誰か認めてくれー」という切ない叫びに他ならない。生々しい欲望をそのまま露出してしまえば、酩酊おやじや暴走BBAになってしまう。意識の高さを自認するのであれば、その表出においても意識高くありたいものだ。前回、SNSリア充おやじや自己陶酔婦人をあげつらったのは、ひと言でいえばカッコ悪
藤野に絡めて揶揄してやろうと手に取ったが、逆にねじ伏せられてしまった。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 』は最高の本だ(タイトルはしょぼいがw)。論旨をひと言で述べれば「美にふれて、美意識に基づいた自己規範を持て」ということになる。これは私の『英雄問答(ゴマブックス刊)』のメッセージと通底する。おのれの愚劣さを戒めるために、私は本書を書いた。また私の気質を受け継ぐであろう子々孫々
2020年7月1日 21:20
法事で藤野の親戚に会った。彼は私と同年代だ。ともに東京からのUターン組だ。親戚「子供の時は(藤野が)いやだったね。早くここから出たいと心底思ってた」私「でも、この歳になると、なかなかいいよね」親戚「ほんと、そう。だんだんよさがわかってきた」人間には発達段階がある。大人にとって「よきもの」を子供にとっての「よきもの」にあらず。押しつけていると、いずれしっぺいがえしがくる。関連エントリーを再掲
家内はのんびり屋なので、私がいないと子供たちの就寝時間が遅くなる一方だ。でも、そんなときこそカリカリしてはいけないと、おのれを戒める。こんな忌まわしいことがあったじゃないかとw**しばらく前になるが、幼稚園のパパ友数名で懇親会を企画した。会場は幹事たる我が仕事場。聞きつけた坊やが行きたいというので、おいでと言った。数日後、参加者のAさんから「子供の参加はいかがなものか」というメッセージが入っ