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【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中(フクイチ事故は継続中)

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春橋哲史 1976年7月、東京都出身。2005年と10年にSF小説を出版(文芸社)。12年から金曜官邸前行動に参加。13年以降は原子力規制委員会や経産省の会議、原発関連の訴訟等を…
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#福島県

僅か5件。フクイチ核災害は「どうでも良い事」なのか|【春橋哲史】フクイチ核災害は継…

 2011年3月11日のフクイチ(東京電力・福島第一原子力発電所)核災害の発生から約13年半…

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1年以上の長期停止が確実な増設焼却炉|【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中53

 今回は、フクイチ(東京電力・福島第一原子力発電所)に設置されている雑固体廃棄物焼却設備…

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海洋への希釈放出も「国策民営」―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉚

 今回は第27回(22年6月号/注1)の続きに相当する記事です。  東京電力・福島第一原子力…

「もんじゅ」—フクイチ以外のリスク・その2―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉙

 当連載では、本年6月に「東海再処理施設」を取り上げました(注1)。   今回は高速増殖原…

21年度までの入域人数・死傷人数等―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉘

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)で働いて下さっている「放射線業…

「処理水」放出設備認可案へのパブコメ提出は6/17まで―【春橋哲史】フクイチ核災害は…

『政経東北』2022年6月号より  今回の記事は、連載24回(注1)の続きに相当するものです。 …

祝!東日本の「原発ゼロ」10周年―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉖

 今回の記事は、連載15回(2021年6月号/注1)の続きに相当するものです。  2011年3月に東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)で核のリスクが顕在化して以降、日本では原発(核発電)を巡る情勢は一変しました。  法的な「原発の利用禁止」(=法的な「原発ゼロ」)は未だ実現していませんが、2012年9月に設置された原子力規制委員会が定めた基準(炉規法[注2]の規定に基づいて策定/以後、「新規制基準」)を満たした原子炉しか稼働が認められなくなりました。2

見過ごせない、フクイチ以外のリスク―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉕

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)では、発災12年目になっても、収…

急ピッチで進む希釈放出の準備―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉔

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)で増え続ける、所謂「ALPS処…

報道への評価と、汚染水の増加量―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉓

 今回の記事では、大きく二つのテーマをお伝えします。  東京電力・福島第一原子力発電所(…

首相官邸宛てに送信した意見―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉒

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後「フクイチ」と略)では、終わりの見えない収束作業が…

屋外保管が続く固体廃棄物―【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中㉑

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)では、収束作業に伴う放射性廃棄…

「核災害」へ、タイトルを変更【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中⑳

 本連載のタイトルに用いる文言を、今号から「核災害」へと改めます。  タイトルを改める最…

改めて、タンク用地の確保策を考える―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑲

(2021年10月号)  東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)では、汚染水(放射性液体廃棄物)が発生し、タンク貯留水が増え続けています。  政府・東京電力は、この「ALPS処理水」(注1)を海洋に希釈放出する方針を決定し、設備等の準備を進めています。  放出する理由について、政府・東電は「(フクイチ敷地内での)タンク増設の余地が極めて限定されているから」と説明しています。  しかし、東電自身の資料を基に考察しても、用地の確保は可能と思われます。政府