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【春橋哲史】フクイチ核災害は継続中(フクイチ事故は継続中)

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春橋哲史 1976年7月、東京都出身。2005年と10年にSF小説を出版(文芸社)。12年から金曜官邸前行動に参加。13年以降は原子力規制委員会や経産省の会議、原発関連の訴訟等を…
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#フクイチ事故は継続中

改めて、タンク用地の確保策を考える―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑲

(2021年10月号)  東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)では、汚染水(…

処理水のトリチウム以外の放射能量―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑱

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)では、今も汚染水(放射性液体廃…

10年間の入域人数・死傷者・被曝線量―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑰

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)の、放射線業務従事者の入域人数…

希釈放出を「決定」したのは一体誰?―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑯

(2021年7月号より)  東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)で増え続け…

祝!「東日本の原発ゼロ」9周年―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑮

(2021年6月号より)  東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)で過酷事故…

国民負担は11年間で約18兆円―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑭

(2021年5月号より)  東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)で核災害…

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会見への参加率から見る報道の姿勢―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑬

(2021年4月号より)  東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)では、核災害の収束作業が続いています。  フクイチの現状や、東電を監視・規制している原子力規制委員会の対応については、多くの国民が「報道を通じて、間接的に知る」のが現状でしょう。  私自身は、「報道には頼らず、自らの責任でリリースや会議の内容を確認すべき」という立場ですが、ともすれば膨大な時間を要することでもあり、日々の暮らしに追われる中では、国民全員が、そのような対応ができるとは限りま

10年目に振り返る、自分の出発点―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑫

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)では、核災害の収束作業が続いて…

汚染水貯留の「タイムリミット」―【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑪

 東京電力・福島第一原子力発電所(以後、「フクイチ」と略)では、昨年12月に、東電が計画し…

【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑩―ひっそり公開「もう一つの報告書」

ひっそり公開「もう一つの報告書」  東京電力・福島第一原子力発電所(以後「フクイチ」と略…

【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑨―煽られず、とにかくタンク増設を

煽られず、とにかくタンク増設を  東京電力・福島第一原子力発電所(以後「フクイチ」と略)…

【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑧―着実に進んでいるリスク低減・除去

着実に進んでいるリスク低減・除去  東京電力・福島第一原子力発電所(以後「フクイチ」と略…

【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑦-国富を無駄遣いする原子力複合体

国富を無駄遣いする原子力複合体  東京電力・福島第一原子力発電所(以後「フクイチ」と略)…

【春橋哲史】フクイチ事故は継続中⑥-ALPS小委の報告書は 「提言もどき」

ALPS小委の報告書は「提言もどき」  東京電力・福島第一原子力発電所(以後「フクイチ」と略)では、ALPS処理水(以後「処理水」と略)の扱いが喫緊の課題となりつつあります。  これについては、経済産業省が設置した有識者会合(「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」。以後「小委」と略)が「環境中への放出を推奨する」旨の提言を本年2月に報告書としてまとめており(注1)、8月半ば時点で、政府(経産省)が具体的な方針を検討中とされています(ALPSの運転開始以降の経緯