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いろんな生き方があるとか分かってるけど

初めて私の記事を読む方のために改めて自己紹介をします。

私はうつ病で進学校を辞め、通信制高校に在籍しながら大学進学に向けてリスタートし始めた高二女子です。

今回の記事はかなり現実的でお金のこと、人生のことについて言及してます。
いつも以上に私の本音を出しているので、尖った表現が多いかもしれません。苦手な方はここで読むのをやめることをおすすめします。


昔から将来について心配になりがちだった私は色んな人にその話をしていたのですが、その度に「色んな生き方があるからさあ」という言葉をかけられます。


そう言ってくださる方の言い分も分かりますし、本当に色んな生き方があると思います。

この世の中にはたくさんの人がいて、職業があって。
どの人も、誰かの大切な人で、どの職業もこの世の中を成り立たせるためには不可欠なもの。

もちろん、そんなことはわかっています。


ただ、今私は色んな生き方を選べるような状況にない。

元々、私は通っていた進学校(自称進?)を卒業したあと、それなりのレベルの国公立大学に行って、卒業後は旅行費を稼ぐために定職に就いては、色々なところを旅する、の繰り返しの生活を送りたいと思っていました。

団地や鉄塔、ダムなどの建築が大好きな私は世界中の建築物を見て回る旅がしたかったのです。

旅を中心とした生活を送りたかったから、もちろん結婚する気も子供を持つ気もありませんでした。

夢物語みたいだけど、本当にこの生活を望んでいた。

「色んな生き方があるからさあ理論」を唱える親戚のおじさんおばさんが例に挙げそうな典型的な旅人の生活がしたかった。


でも、あれだけ努力して入学した高校を辞めて、通信さえ病気のせいで卒業できるか分からない今の私は夢の選択を捨てて、今は硬い生き方をするしかない状況に至りました。

ベッドで寝たきりだった去年の冬の自分からは想像つかないくらい勉強出来ている今も、過眠はまだ直らなくて、一日14時間は寝てるし、本当に疲れやすくて他の高校生のような生活は絶対にできない。

このままじゃ、先述したように高卒資格を取れるかさえ分からないし、本当にその日暮らしの生活を送っています。

アフリカの発展途上国で暮らす人々のその日暮らしとはまた別だけど、明日生きていられる自信もないし、生きるんだって決めたけれどいつ心が折れるか分からない。

そんな今の生活を変えるには大学受験で合格するしかないと思っています。

早稲田に受かって、有名企業に就職して、結婚して、家庭を築いて。

本当は特別裕福ではない田舎の一般家庭だから、公立高校から塾なしで国公立大に行く予定だったのに、

私立の通信制高校に転校して、高い予備校費用もだしてくれて、浪人も許してくれて、そこから東京の私大に送り出してくれる親に親孝行するにはそうするしかない。


マジョリティで硬い生き方で、私が元々望んでいたものとは正反対だけど、私が生き残る道は学歴を身につけて就職するしかない。

大学受験が人生かかっている、なんて言葉好きじゃなかったし、「そんなことないよ」って綺麗事言いたいけど、私の場合は大学受験に人生がかかりすぎてる。

今の人生と生活を変えるにはそうするしかありません。


でも、病気がまったく良くならず、もちろん高卒資格さえ取れなかったり、大学受験に失敗してしまったりするかもしれない。

中卒の精神疾患持ちを誰が雇ってくれるのだろうか。

学歴がない上に毎日起きれるかはガチャゲーみたいなもので、疲れやすくて、なんの力にもなれない人間を。

正直今の私には華やかな未来なんぞ全く見えないので、上手くいかない不安がとてつもない頻度で襲ってきます。

親の「孫の顔、将来見せてよ」という言葉を聞く度に結婚し、子供を育てるだけの余裕がある人生が送れる気がしなくて心が苦しくなります。

人生で躓いたことで、定職に就くこと、結婚すること、子供を育てること、持ち家を持つこと、

周りの人が当たり前のようにこなして行く人生のライブイベントをクリアしていくことの難しさを気づいてしまったから。

今までの自分なら、それなりに努力していたら簡単にライブイベント全クリできただろうけど、今の自分にはそれを達成する実力がない。

仮に大学に受かったとしても、イバラの道なのは分かりきった事実。

今は、中卒無職ニートでもちろん配偶者も子供もおらず、1人で暮らす6畳一間のアパートで孤独死してしまう未来しか見えません。

そうなった時、自分は受け入れられるだろうか、自分の人生を。

正直大学に受かるとか、有名企業に就職するとか、そんなことより、人生で躓いてしまって、思っていた人生と異なる人生を歩む自分を受け入れることの方が難しいと思います。

自分の人生を受け入れられずに、変えられずに死ぬくらいなら、最初からなかったことにしたい。

もし、30歳になっても自立できず、17歳の私と同様に、ベットの上で泣いて嘆き叫んでいる人生なら、今すぐ殺して欲しい。

絶対大学受かるから。
私は自分で人生変えるから。負けないからね、絶対。私はそんな弱くないよ。自分の手で幸せになるから。



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