優しくゆっくり進む
人生の途上で「終わり」が訪れたときに、まだ先が見えないとしてもその流れに抗わなければ、心身という土壌はやがて更地のような状態へとその姿を変えていく。
その土壌の肥沃さは、終わりが訪れたサイクルをどれだけしっかりと生きることができたかどうかにかかっている。
その再び真っさらとなった土壌が、次の章から舞い降りてきたであろう種子の訪れを感じ取ることがある。その未来からの種子が、思いがけない場所で、思っても見なかった巡り合わせの中で降り立ったりする。
自然の流れはゆっくりと曲線を描きながら、遠回りのようにも見える近道をたゆまずに力強く進んでいるのかもしれない。
それを忘れてあせってしまうこともあるけれど、「永遠の今」を優しくゆっくりと進んでいくという在り方ににまた立ち戻ってくればいい。
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