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バーナム効果を使う相手を信用しない。 【実践心理学】
世の中には胡散臭い仕事がたくさんあります。
本日は胡散臭いの代表格「占い師」について考えていきたいと思います。
社会的信頼を得やすく胡散臭くない職業の代表格には資格業、特に「教師」や「医師・看護師」等があります。賃貸契約や大きな買い物をする際にも、審査が通りやすいように思います。
私のプロフィール画面に職業「医師・占い師」と書いていますが、これが如何に異様な印象を与えるか想像に難くありません。
コイツほんとに医者なのか?
この間は芸人とか言ってたぞ…?
ヤバそうな奴だ…関わらないようにしよう。
そんな感想を抱かれることもありましょう。それは正常な反応です。
本名を公開したり医師免許をアップすれば「医者」であることを証明できますが、自分の主治医が形而上学的なアレコレしているというのを好ましく思わない患者さんもいますから、私の自由な発信のために、そうしたラベルは貼らないようにしています。
占い師の胡散臭さには幾つか原因がありますが、やはり偽物が世に溢れていることが大きく影響しているのだと推察します。
偽物は心理学とカウンセリング技術を駆使して時には悪意をもって稼ぐ手段として「占いのようなもの」を行います。バーナム効果は多用される基本技術でしょう。端的には「大多数の人に当てはまるような事をまことしやかに伝えて”当たってる!”と思わせる手法」です。
私はバーナム効果が嫌いです。
バーナム効果を使ってくる占い師は問答無用で偽物認定、永遠にサヨウナラ案件です。
「占い」は大きく3つに分類可能と考えます。
1つは、心理学を悪用した人を騙すための占い。
2つは、統計学を応用した因果関係のない占い。
3つは、因果を読み解く霊的な占いです。
3つ目は稀にある本物ですが、あまり遭遇することはありませんから今日はスルーします。
2つ目は手相や四柱推命、占星術などが用いる統計的手法です。外れることもありますが、真面目にやると結構当たります。占星術師の一部には本物も混ざっているかもしれないと思います。
1つ目が問題の偽物です。占い師を名乗るのを辞めてカウンセラーとかお悩み相談室と改名したらよろしい。雑多に色々な占いを駆使しているように見せて、その実は心理学やカウンセリング技術を使っているだけでしょう。これにハマると中々抜け出せず依存していくことになります。
さて、葉桜もありますが今は花見の季節。
ここは余興として、私の嫌いなバーナム効果がどんなものか皆様に体験していただきましょう。
コメント頂けた方には、バーナム効果を添えてお返事させていただきます。
「当たってる!」と感じた方は、怪しい占い師や悪徳セールスマンにご注意くださいませ。
拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方が心理学の魔の手に捉われることなく、自らの人生を力強く歩んでいけますように。
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