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コバルトライン 《詩》

「コバルトライン」

残り香 愛しさ 星の詩

閉じた瞳に永遠の時間

紡ぐ言葉が僕等の羽根になる


夢のほとりに夜露の雫

滲む一刻 夜を仰ぎ

胸は熱く風に揺れ


夜明けの金星 コバルトライン

音の無い唄が水面に映り

彼方に浮かぶ静かな朝焼け

歳をとらない あの日の君が
流れて行けない花びらを抱く

残り香 愛しさ 星の詩

心の中に咲き続ける人はいますか



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